カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. その他内臓 >
  5. 肝炎ってどんな病気? 知っておこう!子供のウイルス性肝炎について

育児・子供の病気

肝炎ってどんな病気? 知っておこう!子供のウイルス性肝炎について

 ウイルスによる肝炎と言うと、中年期以降の成人によく見られる病気というイメージがあるかと思いますが、肝炎は大人だけの病気ではなく、乳幼児期にもみられる病気のひとつです。

 

ウイルス性肝炎とは?

肝臓がウイルスに感染することによって、炎症がおこる病気です。 肝炎ウイルスには種類がいくつかありますが、日本ではよくA型.B型.C型の肝炎ウイルスの感染がみられます。

 

 

ウイルスの型ごとの症状や治療法

A型肝炎

発熱、倦怠感、食欲不振、腹痛、黄疸などの症状があります。 4週間ほどの潜伏期間の後、発症します。 個人差はありますが、症状が軽くて感染に気がつかない場合もあります。 一か月ほどで自然に治ることが多いですが、症状が重い場合には入院加療が必要になります。

 

B型肝炎

小児のB型肝炎の感染経路の多くは、主に出産時における母子感染によるものです。

また、輸血や性行為等でも感染をします。

 

最初は風邪のような症状で進行すると黄疸がみられます。

急性の肝炎では急激に症状が進行し、重症になることがあります。(劇症肝炎)

命が危険な状態になります。

 

また、慢性化することもあり、適切な治療がされないと、子どもでも肝硬変や肝臓がんへと進むことがあります。 感染時には無症状でも、肝臓に定着した肝炎のウイルスは一生残り、免疫低下時などに再発して、重症化するケースもあるようです。

 

最近では家庭内での水平感染や、集団感染の報告例もあり、保育所などで玩具の共有などをすることによる、唾液を介した感染の可能性もあるのではないかと言われています。

 

そういったこともあってか、このところB型肝炎ワクチンの接種率も増えてきているようです。 WHO(世界保健機関)でも、子どもたちに対して生まれたら接種するように指示をしています。日本でも近いうちに定期接種になる見込みだそうです。

 

また、お母さんがB型肝炎のキャリアの場合、生後1週間以内にB型肝炎予防用の免疫グロブリンを接種することで感染を防ぎます。

 

C型肝炎

感染経路は、B型と同様に母子感染や注射の針刺し事故などから感染します。

他の肝炎よりも慢性肝炎になりやすいと言われています。 C型肝炎はインターフェロン治療が有効です。

 

 

以上のように肝炎ウイルス(特にB型・C型)は感染すると厄介ではありますが、未然に感染を防ぐ対策が出来ます。 妊娠中に血液検査を必ず受けることや、早い段階でワクチン接種を行うことが大切ですね。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/08/21-006867.php?category=53)

著者: nakameeさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他内臓に関する記事

小児心エコーの検査費用と検査時間とは?医療費の助成があることも…

  心臓に異常があるかもしれないから一度心エコーを受けてくださいと学校の検診で...

腎不全の治療の一つ「腹膜透析」って何?子供がかかる病気について

透析は腎不全の治療の一つです。 腎臓の働きを透析が代わりに行うことで、腎不全の...

その他内臓の体験談

新生児黄疸について

初めての出産だと子に少しでも何か普通じゃないことを言われると心配になると思います。私もそうでした。入...

カラダノートひろば

その他内臓の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る