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気になる病気・症状

また耳鳴り?!この音は病気なのか?

 

とつぜんのピー・・・不快な耳鳴り。

音の種類や、原因もいろいろありますよね。

原因のひとつはストレスで、精神的につかれると耳鳴りがするという方もいます。

ストレスで耳鳴りを感じるしくみと、ストレス性の音を見ていきます。

 

ストレス性の耳鳴りは、脳の過敏反応 

ストレス性の耳鳴りで、耳にもともと問題があるというケースは少ないです。

どちらかというと、耳自体は正常なのに、脳の方で音を過敏に感じてしまい、耳鳴りがする方が多いです。

ストレスが多いと、脳の中では苦痛を感じるシステムがより敏感になって、小さな音も感じとります。

同時に、耳鳴り自体が気になってしょうがないといったような症状も出ます。

 

ピーという高い音 

ストレスからくる耳鳴りの音として、覚えておきたいひとつ目の音が『ピー』もしくは『キーン』です。

ひじょうに高い音で、頭の横から音が入ってきているような感覚と考えてください。

自律神経失調症の症状のひとつでもあるので、ストレスとはひじょうに関わりの強い音です。

 

ザーという低い音 

ストレスから起きる耳鳴りの、ふたつ目の音が『ザー』もしくは『ゴー』です。

水の中にいるような感じで、耳にやや圧迫感がある、トンネルの中を車でとおった時のような、こもった感じが特徴です。

こちらは低音性難聴とよばれており、20から30代の女性に多い難聴でもあります。

ストレスが原因で起きる耳鳴りには、ピーという高い音の耳鳴りと、ザーという低い音の耳鳴りがあります。

 

耳鳴りにプラスして、めまいやひどい頭痛がある場合、耳鳴りのせいで起きていられないというときは、重度のストレスか、別の耳の病気の可能性があります。

早めに病院へ行って治療を受けるようにしてください。

 

子供の耳鳴り。原因は中耳炎?ストレス?? 

耳鳴りは、大人だけのものではありません。小さい子供でも感じることはあります!

子供の耳鳴りによくみられる原因を知って、早いうちに子供の病気に対処しましょう。

 

中耳炎 

子供の耳鳴りの原因のうち、とくにうたがわれやすいのが中耳炎です。というのも、中耳炎は患者の九割が子供だからです。

子供の場合は、大人に比べると耳管が短いので、耳にも感染症が起きやすく、中耳炎も発症しやすいです。とくに細菌感染、ウイルス感染で熱を出しているときなどには、中耳炎にもじゅうぶん注意しなければなりません。

耳が痛い、耳の中にピーと音がするなどの訴えがあれば、病院で耳を消毒したり、薬を処方してもらってください。中耳炎をほうっておくと、最悪難聴になってしまうこともあります。

 

ストレス 

子供は大人が思っている以上に敏感で、ストレスを感じている子も少なからずいます。大人とちがって、ストレスを解消するすべを知らなかったり、ストレスをことばにしてうったえることがなかなかできません。体に症状があらわれるケースも多いです。

たとえば、一部の過敏性腸症候群や気管支喘息は、ストレスが原因といわれています。ストレスから、頭痛や腹痛を起こす子もいます。

それと同じように、ストレスで耳鳴りを起こす子もいます。感染症などが見られず、耳の異常もないのに耳鳴りが続いている場合は、ストレスをうたがってみてください。

子供の耳鳴りの原因の多くは、感染症から発端した中耳炎といわれています。

そのほかにも突発性難聴、ストレスによる耳鳴り、騒音性難聴などの可能性もあります。

 

とくに中高生で、イヤホンを使って音楽をきいている場合は、ヘッドホン難聴をうたがった方がよいかもしれません。

 

耳鳴りの症状をうったえることができない小さな子については、耳を痛がったり、耳の付近をしきりにいじっていないかチェックしてみてください。

 

漢方から見る耳鳴り 『水』が耳鳴りと関係している!?『水毒』って何? 

耳鳴りには原因がなかなかわからないものもあります。耳に異常はないのに耳鳴りがするといった場合は自律神経失調症やストレス性の一過的な耳鳴りとの考えをするケースも少なくはありません。

 

背後に中耳炎や耳そのものの異常がかかわっているなら西洋医学での治療がおすすめですが、原因がよくわからない場合や病気の随伴症状で耳鳴りが出ているなら漢方医学での治療を考えてみてもよいかもしれません。

 

漢方では『水』が耳鳴りと関係している 

漢方で見てみると耳鳴りと関係しているのは『水分』です。

体の中には体液を始めとした水分が多くあるということは東洋医学的にも西洋医学的にも正しいです。

そんな体内の水のバランスが悪い状態を『水毒』『水滞』と呼び、水分のバランスの悪さによって耳鳴りを始めとした影響を及ぼします。

水毒によって引き起こされるのは耳鳴りの他に体の重み、だるさ、手のこわばりなども挙げられます。

 

水毒になりやすいのはこんな人! 

原因不明の耳鳴りが続いている場合には一度水毒になっていないかをチェックしてみましょう。以下の項目のうち何個当てはまるかを数えてみてください。

 

□喉が渇いていなくても水分を摂る 

□味付けの濃いものが好きだ 

□甘いお菓子もしょっぱいお菓子も好きだ 

□運動不足 

□どちらかといえばむくみやすい 

□鼻水が良く出る 

□車酔いしやすい

 

これらの項目の内3項目以上当てはまっている場合は水毒の可能性があるので、漢方医の下で適切な治療を受けることをおすすめします。

 

漢方では耳鳴りを水と関係しているものとしています。漢方で見る体質には気虚、血虚、お血などがありますが、水のバランスが整っていないことを水毒・水滞と呼びます。

水毒の人は出来るだけ体を温めてあげるのが改善の有効な手立てです。

 

耳鳴りの原因となるコワい脳の病気! 耳鳴りの原因に命に係わるような病気が潜んでいることも…!? 

一般的に耳鳴りというとそこまで心配するほどのことはないと思われがちです。

実際に、ストレスからくる耳鳴りや一時的な体調不良からくる耳鳴りなど、命に係わるまでにはならない耳鳴りも多くあります。

その一方で耳鳴りの原因に命に係わるような病気が潜んでいることもあるのです。耳鳴りの原因となる脳の病気を見てみます。

 

●神経を圧迫する脳腫瘍 

脳腫瘍は1万人に1人がかかる病気と言われており、正確には下垂体腺腫や髄芽腫などいくつかに分かれています。共通しているのは頭蓋内に出来ることです。

脳腫瘍から耳鳴りがする理由は、腫瘍が神経を圧迫しているからです。聴神経の圧迫の他視神経の圧迫があれば、ものが見えにくくなったりもします。

なお、脳腫瘍では慢性的な頭痛がみられる、原因不明の吐き気が続くなどの症状もあります。

脳腫瘍も腫瘍の一種ですので、基本的には手術で取り除いた方がよいのですが、頭はかなりデリケートな部分ですので、すべてを取り除けない場合もあります。

そのようなときにはガンの治療と同じように放射線療法、化学療法で治療します。

 

●血流異常が出る脳出血 

耳鳴りと関わりのある病気のひとつが脳出血です。

脳出血全体のうち高血圧が原因となるものが7割を占めますので、生活習慣病と関わりのある病気と言えます。

高血圧になっていると動脈硬化が起きやすく、血管の柔軟性は失われます。そこで血管が破裂してしまうと脳出血になります。

脳出血が起きると、血流異常によって耳の中に周波数のあっていないラジオのような音が響きます。ザー、ゴーといった感じの音です。

脳出血には後遺症もありますので、できるだけ早く病院へ搬送することが重要です。

 

耳鳴りの原因には脳腫瘍や脳出血、脳梗塞など命にかかわる脳の病気もあります。

このうち脳梗塞は脳細胞に栄養が行かなくなる病気です。

脳梗塞では耳の血管にも栄養が行かなくなり、聞こえに影響したり耳鳴りがします。

 

原因はイヤホン??耳へのダメージ 

携帯電話、ゲーム、パソコン…気軽に音がきけて楽しいですよね!

しかし近年、若い人のあいだでは、耳鳴りを起こす人が増えているそうです。

原因のひとつは、イヤホンです。 

 

イヤホンで耳鳴りが起こるしくみ 

耳にスピーカーを直接つけて、音をきく。

じつは、イヤホンは耳への負担が大きく、聴覚器が障害を起こす危険性があります。

 

大きな音で内耳細胞がきずつき、耳の機能をそこないます。

その結果、耳鳴りが生じると考えられるのです。

 

イヤホンによる耳鳴りの特徴 

イヤホンを使って大きな音をきいたあと、残響のようにわんわんひびく感じがします。

耳がつまっている感覚があり、耳鳴りをともないます。

 

ボーッと低く鳴る、キーンと高い金属音がする、わんわんと耳の中で反響するなどの場合があります。

耳の奥や、頭が痛むこともあります。

 

耳鳴りの原因になりうるもの 

イヤホンを使う機器がふえ、耳鳴りのリスクは身近にあります。

音楽プレイヤー、ゲーム機、テレビやパソコン、携帯電話でイヤホンを使うことも多いでしょう。

とくに、音楽プレイヤーとゲーム機は大音量で使いがちで、耳への負担が大きくなります。

これらの機器で、大きな音を長時間にわたってききつづけると、耳鳴りが起こりやすくなるでしょう。

 

子どもはとくに注意 

携帯ゲーム機の普及で、イヤホンを使ってゲームをたのしむ子どもが増えています。

ゲームに夢中になると音が大きくなりがちで、長時間のプレイで耳への負担が重くなります。

発達途上の子どもの耳は、トラブルを起こしやすく、イヤホンの使用法に配慮が必要です。

 

イヤホン以外にも気をつけたいもの 

「耳に密着させて音を出す」「大きな音を長時間きく」のは、耳鳴りをまねきます。

携帯電話、コンサート、ゲームセンター、野球観戦などで大音量にさらされるのも、イヤホンと同じ理由で耳鳴りを引き起こします。

 

イヤホンによる耳鳴りは、即効性のある治療がむずかしいそうです。

予防が大切なので、イヤホンの使い方を見直しましょう。

 

必要な音を取捨選択する能力「カクテルパーティ効果」とは?ストレスと耳鳴りの関係 

人の感覚機能は繊細で、さまざまな要因の影響を受けやすいといわれます。ストレスによる耳鳴りを説明する際、1つのキーワードになるのが「カクテルパーティ効果」です。カクテルパーティ効果と、ストレスで起こる耳鳴りの関係についてまとめました。

 

耳は「必要な音」を選んでいる 

人の話し声や車の騒音などで溢れかえっている場所でも、隣にいる友人との会話は成立します。たくさんの子どもがいる公園内でも、親は子どもが呼ぶ声をキャッチできるでしょう。たくさんの楽器が演奏するオーケストラやバンドの中から、自分が効きたい楽器の旋律だけを追うことも可能です。このように、雑音と自分にとって必要な音を自動的に取捨選択する能力を、カクテルパーティ効果と呼びます。

カクテルパーティ効果は「耳の機能」というよりも、「脳の機能」といえるでしょう。

 

耳と心理の関係 

カクテルパーティ効果のように、「聞く」ことは必ずしも耳の機能だけではなく、脳の機能にも左右されます。つまり耳では聞こえていても、脳(心理)が「聞きたくない」状態なら、聞こえないかもしれません。この「聞きたくない」状態で耳鳴りが生じるという説があります。

 

ストレスと耳鳴り 

心理的なストレスが高じて、「聞きたくない」「何も考えたくない」「関わりたくない」「知りたくない」「逃げたい」気持ちがつのると、耳の機能にも影響が及びます。脳は、ストレスから身を守るための手段として、耳からの刺激をシャットダウンします。これが、ストレスによる耳鳴りの一因ではないかといわれます。ストレスによって一時的に耳が聞こえづらくなる難聴の症状も、同じメカニズムでしょう。

 

耳と脳は深く関連し、ストレスによって耳の機能に変調をきたします。原因不明の耳鳴りが続いているなら、ストレスの可能性を考えましょう。

 

(Photo by: http://pixabay.com/static/uploads/photo/2013/11/08/14/02/ear-207405_640.jpg?i )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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