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頭痛

臭いが?チョコレートが?頭痛が起きる原因と光と片頭痛の関係

 

臭いによって頭痛を引き起こしたことがあるという方もいるかもしれません。臭いと頭痛の関係についてみていきます。

 

●臭いで引き起こされる片頭痛

臭いで引き起こされる頭痛のほとんどは片頭痛と言われています。というのも緊張型頭痛は主に肩や首の筋肉の緊張と関係しており、臭いとは関係ないからです。

 

また、群発頭痛は慢性頭痛の中でも数が少なく、内頚動脈の拡張と関係しているので臭いとの関係はそれほど強くないと考えられています。

 

すると残るのは片頭痛で、片頭痛は光や気温など周囲の環境の影響を受けやすいことから、臭いとの影響も指摘されることが多いのです。

 

●臭いの感じ方は人によって違う

臭いで片頭痛が起きることを知ったら、どんな臭いを予防すればよいかと思う方もいるはずです。一般的に、化学物質に混じっているような刺激臭に日々触れ合っている方はそれほど多くはありません。

 

日常的に触れ合うことの多い臭いといえば、煙草の臭いや香水の臭い、食べ物の臭いなどがあります。これらの臭いの感じ方は人によって全く違い、臭いに敏感な人もいれば鈍感な人もいます。

 

●鼻から額に違和感を覚える臭いはNG

では、自分なりに強い臭いと弱い臭いを分ける手立てですが、鼻から臭いを吸い込んだ時に、額のあたりに違和感を覚えるかどうかを参考にしてみてください。

 

最初に何か強い臭いを嗅いで、自分なりに鼻付近、顔や首などに感じるものはないか探してみるのもよいでしょう。自分が苦手な臭いを知れば、あとはその臭いを避けて生活すればOKです。

 

臭いから片頭痛を引き起こしやすい方は、まず自分が苦手な臭いを把握することをおすすめします。さまざまな臭いを嗅いでみて、どんな臭いが平気でどんな臭いが苦手なのかを自分で調べてみましょう。

 

チョコレートが片頭痛(偏頭痛)を引き起こす?!

片頭痛とは、頭痛の一種で「偏頭痛」とも表記されます。頭の片側が痛くなり、脈を打つような痛みや嘔吐などの症状を伴うのが特徴で、低血圧な女性に多い神経学的疾患です。

 

偏頭痛の原因として環境によるもの、伝染によるもの、食物によるもの、化学作用によるもの、ホルモンによるものと分類されます。その中でも食物が引き起こす片頭痛があります。そして食物の中で有名な原因の「チョコレート」について書いていきます。

 

チョコレートの栄養成分は?

チョコレートはカカオ豆が原料となっています。カカオにはカカオポリフェノール、カフェイン、ビタミンA、ビタミンE、テオブロミン、チラミンという栄養素を主に含んでいます。その中でも「チラミン」と「テオブロミン」に片頭痛を誘発する要因があるようです。

 

チラミンが血管を拡張させる?

チラミンにより、血管の収縮が起こり、その効果が切れると急激に血管が拡張します。同様のメカニズムで収縮の跡の急激な脳血管の拡張により、結果片頭痛(頭痛、吐き気、)が起きたり、鼻血が出やすくなるのです。

 

テオブロミンが

「テオブロミン」は気管支喘息の治療時に用いられる薬と似ており、大量に摂取すると吐き気や頭痛を起こすようです。このテオブロミンはチョコレートの苦味成分でもあり、多ければ多いほど茶色いチョコレートになるようです。そのため、ホワイトチョコレートにはあまり含まれていないとされています。

 

チョコレートが片頭痛の原因とは言いますが、だからといって食べてはいけないというわけではありません。むしろ適量を摂取するくらいでしたら、ストレス軽減にもなります。過剰摂取すると症状が現れやすいということを覚えておきましょう。

 

 

低血糖の人は片頭痛になりやすい

健康診断でおなじみの用語のひとつが『血糖値』というものです。

血糖値とは血液内の糖分の値を指しています。

 

●低血糖と高血糖

血糖値は高くても低くても、問題があると言われています。

高血糖の場合は血糖値を体でコントロールできなくなり、糖尿病になる可能性があります。

血糖値をコントロールしているインスリンに問題が生じた状態が糖尿病です。

一方で、低血糖の場合は急激に重篤な症状が出る危険性があります。

意識消失の可能性もあります。

空腹時の血糖値が60㎎/dL以下なら低血糖、60-110㎎/dLなら正常110㎎/dLなら高血糖、中でも126㎎/dLは糖尿病とされています。

 

●片頭痛と低血糖

片頭痛と低血糖には関連性があるとわかりました。

『ニューイングランド医学ジャーナル』が発表したところによれば、片頭痛に悩む35人にGTTという検査を行いました。

GTTは糖を代謝できるかどうかを調べる検査です。

この結果、35人全員が低血糖症ということがわかりました。

実験としての人数は少ないものの、片頭痛と低血糖の関連性を示すには十分です。

 

●低血糖に気を付ける

健康診断を受けたけれど血糖値は正常で問題ないし、低血糖によって片頭痛が起こる可能性は低いと思っている方もいるかもしれません。

ですが普段の血糖値に問題はなくとも、一時的に低血糖になってそれが引き金で片頭痛が起こる可能性はあります。

例えば空腹時がその代表です。

行き過ぎた空腹は血糖値をどんどん下げてしまうので注意が必要です。

 

 

光刺激は頭蓋内血管の神経を刺激する?!光と片頭痛の関係

ズキンズキンと激しく痛み、吐き気を伴うこともある片頭痛。その原因ははっきりとよくわかっていませんが、原因の37%は光が誘発因子だそうです。

英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」にも、光を浴びることが原因となり、光を浴びることで、片頭痛がひどくなる研究結果が掲載されているようです。

  

・片頭痛の病態 

片頭痛の病態生理はいまだに解明されてはいませんが、病態仮説として最も有力なのが、「三叉神経血管説」です。何らかの刺激で頭蓋内血管に分布する神経終末が刺激されると、血管作動性物質が放出され、血管が拡張し、無菌性の炎症が引き起こされ、炎症反応が次々に血管を広がっていきます。この刺激による興奮が脳に伝えられて悪心・嘔吐などの随伴症状や頭痛を引き起こすと考えられています。神経ペプチドの中でもとりわけ、セロトニンやその受容体、特に脳血管に多く分布する 5-HT 1B/1D 受容体に関連したものや、血管拡張性物質である calcitonin generelated peptide(CGRP) が密接に関与している可能性が強いとされています。

 

光刺激は、頭蓋内血管の神経を刺激する因子として考えられています。

 

・光が脳に与える影響

10年以上前、TVアニメを見た子供が頭痛、吐き気、めまいなどの症状がでて話題になりましたが、原因はフラッシュのような強い光が連続してでるシーンが影響したからだそうです。強い光は脳を興奮状態にして、頭痛に関わる神経を刺激して頭痛を引き起こします。

 

片頭痛が起きる人はできるだけ強い光は避けることが大切です。

具体的には・・・

・外ではサングラス

・屋内では間接照明などを使用して局所的に強い光を使わないようにする

・部屋にはカーテンをつける

 

光の刺激を避け、片頭痛と上手に付き合いましょう。

 

 

頭蓋骨のズレが片頭痛を引き起こす?

頭がズキズキと痛み、発作中は何をする気にもなれなくてグッタリしてしまう片頭痛は辛いものですね。

そんな片頭痛治療に対してある代替療法が注目を集めています。

それがクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)です。

 

オステオパシーの療法の一つ!

カイロプラクティックの源流でもあるオステオパシーという考え方の療法の一つです。

頭蓋骨は15種類22個の骨がパズルのように組み合わさって出来ており、この組み合わさった継ぎ目を縫合と言います。

オステオパシーの術者は縫合が呼吸に合わせてわずかにですが動いていると考え、縫合がズレることによって様々な症状が出てくると言います。

 

縫合がズレると?

縫合がずれると脳や脊髄などの中枢神経を包む膜にも歪みが起こります。

膜からは“脳脊髄液”と言う神経の栄養を運んだり老廃物を排出してくれる液体が産生されます。

膜の歪みは“脳脊髄液”の流れを滞らせてしまうので、脳にも栄養がうまく行きわたらなくなり頭痛を起こすと考えられています。

 

どうやって治すの?

オステオパシーの術者がそっと指先を触れるような僅かな圧を加えて、縫合の微細なズレを調整していきます。

 

費用は?

日本にクラニオセイクラルを行う術者がまだ少ないために、技術を学ぶためのセミナー料金は高めに設定されています。

その分が施術料金に跳ね返ってきているためにやや高めになっているところが多いです。

 

注意点

日本にはオステオパシーの国家資格や試験がありません(アメリカにはあります)。

しっかりとした知識と技術を持った術者もいれば、そうでない術者も居てるのが現状です。

 

まとめ

アメリカでは、日本の鍼やお灸のようにポピュラーな代替療法の一つです。

どうしても薬に頼りたくない、と言う方は一度相談してみてもいいかも知れませんね。

 

 

光が頭痛の原因に?!色によっても発症頻度が異なる光の色

光は片頭痛の原因ではないという説もあれば、光は片頭痛の原因であるという説もあります。

何かを『ない』と証明するのは非常に難しく、光で片頭痛を起こしたと考えられる人の真の原因を暴くのも時間がかかりますし、仮定の段階です。

ですので、現状では光が片頭痛の原因・一因であるとする説の方が強い力を持っていると考えてください。

 

●青い光は片頭痛を悪化させる

片頭痛に関する数多くの研究を行っているベス・イスラエル・ディーコネス医療センターでは光の有無が分かる人と、光の有無がわからない人について片頭痛の発症の仕方を調べました。

すると光の有無がわからないグループでは光で片頭痛が悪化することはなく、光の有無が分かるグループでは光刺激で片頭痛が悪化しました。

 

特に注目すべきは、青やグレーなど寒色系の光の元では片頭痛の悪化が多く見られたことです。このことから、光と片頭痛の関係性が強いこと、青やグレーの光には注意が必要なことがわかりました。

(参考:AFPBBニュース //www.afpbb.com/articles/-/2681934?pid=5158915)

 

●蛍光灯に要注意

日常で見る青い光といえば蛍光灯の青があります。完全に青いわけではない商品も多く、白に少し青が混じったような色が特徴です。

青い光が片頭痛を悪化させる可能性がある以上、出来る部分では青い光を避けるようにした方が良いでしょう。

例えば家庭の電球は白熱灯に変える、夜になったら間接照明などで過ごすことが有効です。特に間接照明は健やかな眠りの準備にも適しています。

 

光、そして青い光は片頭痛を悪化させる危険性があると指摘されました。日常で注意すべき青い光は蛍光灯です。

特にパソコン作業などで手元の蛍光灯を使う人は、目へのダメージも大きいので注意してください。

パソコンの前に置くものは白熱灯や優しい光のランプがおすすめです。

(Photo by: [http://pixabay.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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