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メンタル

夫が暴力をふるう原因と『支配』のコワさ

 

ためらいなく暴力を振るってくる夫、もしくは暴力をふるった後にひどく後悔して妻に許しを求める夫などさまざまなタイプがいますが、いずれもDVをしている夫であることに違いはありません。

これらの暴力をふるう夫には『支配』の欲望が隠れていると言われています。

 

●恐怖による支配と暴力

誰かを精神的に支配しようと思ったら恐怖を与えるのがもっとも適当です。

ストックホルム症候群という特殊な支配環境における心理的変化がそれをよく表しています。

人は恐怖で支配されると、支配している相手に対して反抗や嫌悪するよりも好意を見せる・好意を感じた方が生存率が高まると感じ、自分で自分の心を騙します。

当然、支配者に対して逆らうことは思いつかなくなりますし、飼い犬のように従順になってしまうのです。

 

●暴力=恐怖

暴力はそのほとんどが恐怖を呼び起こします。生命の危険とまで行かなくても痛みを感じることから恐怖につながるのです。

そして、一度暴力を振るわれると、それ以降暴力がほとんどなかったとしても精神的には支配されてしまう傾向があります。

暴力と恐怖はつながっており、恐怖を覚えるシチュエーションでは心理的支配がみられるのも当然と考えておきましょう。

 

●支配欲の背景にゆがんだ認知や育ちがあるケース

妻や子供を支配したいと思う夫、もしくは自分では気づいていなくても暴力で支配しようと試みる夫の支配欲の背景にはゆがんだ認知構造がかかわっています。

男性は生物学的に見て競争心が強く支配欲も強めなのは仕方がありませんが、現代の生活にそぐわないほどの支配欲、まして暴力で人を支配する欲望は必要ありません。

それでも支配欲が強まる背景には『親が支配欲の強い人間で屈折した家族観を得た』『自分の支配欲をすべて満たされる生活を送ってきた』『人に愛されないコンプレックスから人を支配するようになった』などの認知の歪み、それに伴う育ちがあったりします。

ですので暴力をふるう方もカウンセリングを受けた方がよいケースも少なくはありません。

 

暴力は恐怖によって人を支配する、ある意味では支配のためのもっとも適切な方法と言えます。

精神的な支配によって、肉体的には暴力をふるう夫から逃げ出せるのに精神的には夫がいないと不安といった症状が出ることもあります。

支配している方のゆがんだ考え方、それに伴う行動の改善のために支配される方、支配する方双方の心理的ケアも必要です。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/03/04-358632.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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