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育児・子供の病気

骨が壊死するペルテス病…壊死していく経過とそれに合わせた診断・治療とは?

 

特に5~7歳のよく運動する男の子に生じる脚の病気に、ペルテス病というものがあります。特に膝の強い痛みを特徴とするもので、痛さによって足を引きずってしまうこともあるほどです。

 

骨が壊死するペルテス病

ペルテス病は太ももの骨の股関節側の端に、血液が循環しなくなり、骨が壊死して起こります。ただし骨の壊死と膝の痛みは同時に起こるものではなく、以下のような経過をたどって病気が進んでいきます。

 

1.痛みが出始めてから1~2か月で症状が治まります。

その後は目立った障害はなく、おおむね普通に生活することができます。

2.症状が見られなくなった頃から骨の壊死があらわれます。

3.壊死によって骨の変形や破壊が1年かそれ以上続いた後、血行の回復と共に新しい骨がつくられます。

 

痛みの強さや症状には個人差があります。膝の痛みが強いのが特徴ですが、股関節や太ももの痛みを感じる場合もあります。さらに徐々に痛みが出てくることもあれば、突然痛みを感じることもあります。

骨が壊死すると言っても、新しい骨ができてくるのでトータルで3~4年程で自然に回復します。しかし、骨の破壊や変形をしてから、骨が再生するとき、完全に元の形になるとは限らず、成人してからの変形性股関節症の要因になることがあります。

 

ペルテス病の検査

病院に行ったら、X線検査を軸として、CT検査、MRI検査、血管撮影などを行い診断を下します。

ただし、膝の痛みが見られる時期にはまだ骨の変形がほぼ見られないため、見過ごされることが多いです。この場合、ある程度期間をおいてから再検査を行います。

 

ペルテス病の診断

初期の痛みの時期には安静が徹底されます。その後、骨の壊死がはじまったときに、手術あるいは装具療法で治療を行います。

手術の場合、骨の変形を少なくする為に太ももの骨か骨盤の骨の一部を切除して形を整えます。

装具療法の場合、股関節や膝関節を固定し、関節の負担を減らします。これによって変形を最小限にします。

 

適切に処置をしないと、大人になってから痛みが生じたり、関節の動きに支障が出たりします。あまりにも子どもが痛がるのなら、きちんと病院で診断してもらいましょう。 

(Photo by: //www.ashinari.com/2011/01/10-344662.php?category=51)

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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