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生活習慣病

検査や治療の基準となる「高血圧治療ガイドライン2014」改定について

 

高血圧治療の指針となる「高血圧治療ガイドライン」が5年ぶりに改定されました。これは日本高血圧学会から発表されているもので、最新の研究結果などが盛り込まれたガイドラインです。高血圧による合併症の発症や命の危険から守るため、または悪化や再発を防ぐための対策として、さまざまな基準が設けられています。以前は2009年版でしたが、2014年の4月から改定されたものが発行されています。今回は研究者や一般から広く意見を集め、参考にしながら作成されたそうです。主な変更点について、いくつか見ていきましょう。

 

 

■家庭血圧を優先に

 

これまでは診察室で測定した血圧が優先され、家庭血圧について扱いが不明確でしたが。しかし、家庭での血圧の測定の普及やこれまでのエビデンスにより、両方の測定値が異なる場合は家庭血圧を優先するということに変更になりました。1機会に2回測定しその平均を採用すること、大きく違う場合などは3回測定しその平均値を用いること、4回以上は余計な不安をあおるため測定しないとされています。

 


■正常血圧の改称

 

これまで「至適血圧」「正常血圧」「正常高値血圧」をまとめて「正常血圧」と呼んでいましたが、同じ名称のものがあり混乱しやすいため、総称が「正常域血圧」に変更されました。

 


■降圧目標の変更

 

若年者・中年者の降圧目標値が「140/90mmHg未満」、高齢者が前期と後期に区分され、後期が「150/90mmHg未満」になりました。

 


■合併症が無い場合の第一選択薬の変更

 

これまで主要な薬の一つとされていた「β遮断薬」は、脳卒中の抑制について他の薬より効果が劣るとし、合併症の無い高血圧患者に対しては第一選択薬から除外されました

 

 

この他にもさまざまな変更点があります。ガイドラインは販売もされていますので、気になる人はチェックしてみたり、変更点についてかかりつけの医師に確認してみるとよいでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/11/19-373254.php?category=265])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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