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ガン・悪性腫瘍

「アルコール+煙草」で食道がんのリスクが大幅アップ!

 

食道がんには主に2種類があり、1つは食道の真ん中あたりで扁平上皮に発生する「扁平上皮がん」、もう1つは胃に近い部分で腺上皮に発生する「腺がん」があります。日本人を含むアジア人に多いのが扁平上皮がんで、約9割がこのタイプです。欧米人ではほとんどが腺がんであるようです。扁平上皮がんは飲酒や喫煙によってその発症リスクが高まることがわかっています。遺伝子の組み合わせによって決まるアルコール代謝能力に、喫煙という因子が加わると発がんリスクが跳ね上がるとされています。

 


■お酒に強いかは遺伝子で決まる

 

アルコールが体内に吸収されると、まず「アルコール脱水素酵素」という酵素によって分解され、「アセトアルデヒド」という物質が作り出されます。さらに「アセトアルデヒド脱水素酵素」という酵素によって分解され「酢酸」となります。この2つの酵素の働きが強いか弱いかによって、「お酒を飲んだらどうなるか」が異なってきます。酵素の働きの度合は両親からもらいうけた遺伝子の組み合わせによって決まります。


■2つの酵素の働きが弱く、喫煙する人はリスクが高い

 

アセトアルデヒドは発がん物質なので、分解されずに長時間体内にとどまっているとがんができやすくなります。アセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱いタイプは、最も食道がんのリスクが高いようです。アルコール脱水素酵素の働きが弱いタイプは、アルコールが分解されアセトアルデヒドが発生するまでに時間がかかるため、気持ち悪くなる前にお酒をたくさん飲み過ぎてしまう傾向があるようです。酵素のタイプに「喫煙」という要素が加わるとそれぞれの場合でリスクがアップします。煙草にもアセトアルデヒドが含まれていますし、お酒との何らかの相互作用によってよりがんになりやすくなるのでは、という説もあります。「2つの酵素が弱い+喫煙する」という場合が最も危険で、最もリスクが低い人に比べ190倍も食道がんができやすくなります。

 

 

禁煙、節酒によってがんを予防していきましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/04-381617.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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