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ガン・悪性腫瘍

部位によって方法や負担が異なる食道がんの手術

 

食道がんでは、病期がⅠ〜Ⅲ期であれば手術での治療を行うのが一般的です。食道がんの手術は消化器の手術のなかでも最も難しく、手術時間も長くなるため患者さんへの負担も大きいものです。食道は喉から胸を通り胃まで伸びています。病巣ができた場所がどこかによって手術の方法が異なってきます。

 


■部位別、手術内容


がんの病期や患者さんの体力などの条件によっても異なりますが、一般的には病巣ができる場所によって以下のような手術が行われます。


1)上部にできた場合・・・のどを切開し切除します。咽頭や喉頭に浸潤が見られる場合は声帯や甲状腺、気管と分岐する箇所などを切除します。声帯が失われた場合はリハビリにより発生訓練を行い、気管との分岐点が切除された場合は永久気管孔をつくり空気を取り込めるようにし、多くのホルモンを分泌している甲状腺を切除した場合はホルモン薬で補います。食道は腸を移植したり胃を使用します。

 

2)胸部にできた場合・・・広い範囲のリンパ節に転移しやすいため、胸部の食道を広範囲に切除する必要があります。胸を開いたり肋骨を切っての手術になるのが一般的で、心臓や肺などの重要な臓器も近いため、慎重に行われる必要があります。食道の再建は胃を延ばす方法がとられます。

 

3)胃に近い部分の場合・・・下半分の食道と、進行の程度によっては胃も切除します。周辺のリンパ節も切除します。現在では胃をできるだけ残す方針のようですが、胃との結合部分に浸潤が見られるようであれば胃も切除することになるでしょう。食道の再建は胃を使用しますが、摘出した場合は小腸を食道の残った部分とつなげる方法がとられることもあります。他の部位に比べ手術が複雑でなく、患者さんの体への負担も比較的少ないことが多いでしょう。

 

 

患者さんの全身の状態や希望も取り入れられると思いますので、何でもよく相談して決めていきましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2014/02/15-385898.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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