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ガン・悪性腫瘍

肝切除手術を受けた場合のステージごとの生存率とは?~肝臓がんの治療~

 

肝臓がんの治療の柱として、手術療法があります。手術が可能な条件が揃っていれば手術による治療が選択されます。なかでも一般的なのは「肝切除」という、悪い部分を切り取ってしまおうという手術です。肝臓には非常にたくさんの血液が流れており、かつては肝臓の手術は難しいとされ、手術の際に大量出血をおこすこともあり、手術による死亡率も全体の1~2割ほどありました。しかし現在はさまざまな方法により手術中の死亡率はほとんど0に近くなっており、手術後の5年生存率も増えています。

 


■ステージごとの5年生存率

 

がんの進行度合いをあらわす「ステージ(病期)」によって、肝切除後の生存率が異なってきます。統計によると以下のような結果になっているようです。

 

I期 約84%
II期 約67%
III期 約50%
IV A期 約34%

 

※遠隔転移をともなう「IV B期」は、基本的に手術は行いません。そのステージに適した治療が行われます。

 


ステージが進むほど生存率も低くなります。20年前に比べ、格段に生存率があがっています。肝機能の障害の程度が少なければ、肝切除によって生存率を高めることができます。また、肝切除だけでなくさまざまな効果の高い治療方法が登場しており、マイクロ波の熱でがんを焼く「マイクロ波凝固壊死療法」などの局所療法や、がん細胞のみを狙い撃ちする「分子標的薬による化学療法」などの全身療法、免疫細胞を活性化させてがん細胞を攻撃させる「免疫療法」などが肝臓がん全体の生存率をのばしていくと見られています。

 

治療後1年以内に再発する確率が約3割あると言われる肝臓がんですが、このように様々な治療法がありますので、負けずに治療を繰り返していくことが生存率を高めるためにも重要です。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/09/28-370801.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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