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ガン・悪性腫瘍

肝臓がんの治療法を決めるのに欠かせない「肝障害度」の検査とは?

 

肝臓がんと診断されたら、どういった治療法を選択するか決めていくことになります。肝臓がんでは主となる治療として、3つの治療方法のいずれかがとられます。1つめは肝臓を切除する「肝切除」、2つめは熱によってがんを変性させる「ラジオ波焼灼療法」、3つめは、血管を塞いでがんへの栄養補給をシャットアウトする「肝動脈化学塞栓療法」です。

 

他にも治療法はいくつかあり、がんがかなり進行している場合は化学療法なども検討されます。どの治療法を選択するかは「肝癌診療ガイドライン」に沿いつつ、個々の状態に合わせて決められます。判断するのために重要な要素が「がんの数」、「がんの大きさ」、そして「肝障害度」です。肝臓がんではこの肝障害度が重要な要素になるということが特徴的です。

 


◾︎肝障害度とは

 

肝臓がどの程度機能しているかを調べる検査です。手術は肝臓に負担がかかりますので、手術によってがんを取り除けたとしても、肝臓が負担に耐えられず肝不全になる可能性もあります。肝臓はトカゲのしっぽのように切除しても再生できるという能力を持ってはいますが、肝障害度が高い人の場合は再生できないまま肝不全になることもあります。そうなると体に害があるものを無害化したり代謝したりすることができなくなり、最悪の場合死に至ります。このような事情から肝障害度は治療法を選択する重要な決め手となるわけです。

 

 

◾︎肝障害度を分類するための値

 

肝機能の状態の分類は、血清ビリルビン値、血清アルブミン値、インドシアニングリーン染色テスト15分値、プロトロンビン活性値、腹水の5項目の結果の組み合わせによって分けられます。ABCの3つにわけられ、Aが最も肝障害度が低く、Cが最も高いものとなります。

 

 

本人の希望も治療法を決める重要な要素となります。不明点はよく確認し、納得して治療を始められるようにしましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/09/28-370801.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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