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ガン・悪性腫瘍

化学療法とあわせて苦痛を和らげるケアも!~肺がん末期での緩和ケア~

 

末期のがんでは、抗がん剤での治療の他に緩和ケアが重要となってきます。緩和ケアは、症状や副作用による苦痛を和らげ、精神的ケアなども行うことで、その人らしい生活を送れるよう生活の質(QOL)を向上させていくためのサポートです。治癒のための治療が難しくなった場合に行われるというイメージがありますが、がんと告知されたその日から緩和ケアは必要であるとされています。WHO(世界保健機関)で1989年に緩和ケアの定義や治療モデルが提唱されました。

 


◾︎痛みを和らげる

 

がんが進行したり薬の副作用の影響で強い痛みが出ると苦痛が増し、その痛みと精神的なストレスによってさらに痛みが増すという悪循環になることがあります。そういった痛みを和らげるのも緩和ケアの一つの役割です。具体的な方法としては医療用麻薬である「モルヒネ」を用いるというものがあります。麻薬ということで「中毒になってしまうのでは」「使うのは最終手段である」などと思われることもありますが、適切に使用されれば安全に緩和することができます。WHOでも痛みに応じた鎮痛薬使用の指針が示されています

 


◾︎その他の辛い症状緩和や精神的ケア

 

吐き気や食欲の低下などの症状がありますが、こちらも薬や専門スタッフのアドバイスなどによりケアが可能となっています。呼吸困難や胸水などの症状も軽くすることができます。不安や悩みなど精神的な苦痛のケアも行なっており、精神科医によるカウンセリングや睡眠薬などの薬での症状緩和などが行われます。本人だけでなく家族も対象となります。余生を自分らしく積極的に過ごせるようにサポートします。

 

 

あらゆる辛い症状に対応できる、緩和ケアの制度が整ってきています。苦しい時は我慢せずに主治医や看護師に伝えると良いでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/05/24-362453.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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