カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 基礎知識 >
  4. 痛み >
  5. がんの痛みの性質は1つじゃない!癌生疼痛の種類と特徴

ガン・悪性腫瘍

がんの痛みの性質は1つじゃない!癌生疼痛の種類と特徴


がんになると様々な苦痛が患者さんをおそいます。不安や恐怖などの精神的苦痛、がんの痛みや薬の副作用などによる肉体的苦痛が強くなりますが、このような苦しみは仕方が無いと我慢してはいけません。現在ではがんによる患者さんの苦痛を取り除く「緩和ケア」が重視されており、そのしくみが整っている病院も多いようです。特にがんによる痛みである「癌生疼痛」は、そのほとんどが取り除くことが可能だとされています。痛みの種類にはいくつかあり、それによって対処法も異なってくるでしょう。どのような種類があるのか、見ていきましょう。

 

 

◾︎癌生疼痛の種類

 

大きく分けて2種類あります。

 

1)侵害受容性疼痛・・・がん細胞によって組織が傷つけられることによりおこる痛みです。傷つけられる場所によってさらに2種類にわかれます。

 

・体性痛・・・皮膚や骨、筋肉、関節などの組織が傷つけられることによる痛みです。急性の痛みや慢性の痛みがあり、痛む箇所が限定されている場合が多いでしょう。押すと痛むというのも特徴です。

 

・内蔵痛・・・食道や胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓などの内臓が傷つけられることによる痛みです。痛む場所がはっきりせず、「腹部に絞られているような痛みがある」などと表現されることがあったり、損傷している箇所と離れた場所に痛みが出ることもあります。

 


2)神経障害性疼痛・・・がんが大きくなることで末梢神経や脊髄神経などを圧迫したり傷つけたりすることでおきる痛みです。

 


どの程度痛むのかということは本人にしかわからず、検査などで正確に数値化するのは難しいものです。どんなふうに痛むのか、いつから痛むのかと、痛みが増したり軽減したりする動作はどのようなものかなど、詳しい状態を把握し、医師や看護師に伝えることが重要で、そういった情報から患者さんが現在苦しめられている痛みの性質が見えてくることもあります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/29-382653.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

痛みに関する記事

癌生疼痛には治療が原因のものも!がん治療による口腔内トラブル

  癌生疼痛には、がん細胞に傷つけられることによる痛み、副作用による痛み、...

がんの痛みに使用されるオピオイドとは何?

        がんを患う方の7~8割は、その闘病期に痛みを経験すると言われ...


モルヒネを癌性疼痛に使う?!がん治療に使われる麻薬について

「がん」と言う言葉に驚き、聞きなれない医学用語でショックをうけ、どうも麻薬を...

疼痛コントロール!癌性疼痛における麻薬の使用その1

  癌性疼痛とは、ガンによる腫瘍細胞により体の組織が破壊されたり、腫瘍に伴う種...

カラダノートひろば

痛みの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る