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ガン・悪性腫瘍

癌生疼痛の痛みの症状を伝えるポイントは?痛みを評価するスケール

 

がんになると、約8割ほどの人が痛みを感じると言われています。がんが恐れられている理由の一つとして「強い痛み」があげられるでしょう。「がんだから痛みが出るのは当たり前」と思い、我慢してしまうこともあるでしょう。しかし、現在は癌生疼痛の9割は取り除けるものだとされていますWHO(世界保健機関)でも緩和ケアの概念や疼痛治療の方針などが提唱されており、日本でもそれを取り入れた緩和ケアが充実してきています。


その痛みの種類や程度は十人十色であり、同じ種類のがん・進行度であっても感じる痛みはさまざまです。正確に症状を把握するには、患者さん自身が痛みについてどのようなものか医師にしっかり説明できること、評価するためのスケールを用いて症状の度合いを見えやすくすることが重要です

 


◾︎痛みを伝える時のポイント

 

がんの痛みには、がん細胞によって傷つけられることで生じるものやがんに圧迫されることで生じるものなど、幾つかの種類があります。どのような性質ものか判断してもらうには、次のようなポイントをふまえて伝えられると良いでしょう。

 

・いつから痛むのか
・どこが痛むのか
・程度が強いいのか弱いのか
・どのくらい持続するか
・どんな時に痛みが出たり軽くなったりするのか
・鈍い痛み、刺すような痛み、ズキズキと脈打つような痛みなど、痛みの性質はどうか
・痛みにより一番困っていることは何か

 

これらの項目について、明確に説明できないものもあるかもしれませんが、自分なりの表現でまとめておくとよいでしょう。

 


◾︎痛みを評価するスケール

 

緩和ケアでは、痛みを評価するスケールが用いられている病院も多いようです。主に次のようなものがあります。

 

・VAS・・・痛みの強さを「痛みが無い」を0、「想像できる中で最もひどい痛み」を10として、その中でどの程度なのかを評価します。
・NRS・・・「痛みが無い」という0から「これまでで最悪に痛かった」を10とし、10段階で痛みを評価します。
・フェイススケール・・・描かれた顔の表情を見て、痛みがどの程度に該当するかを評価します。「痛くない」は微笑んでおり、「一番痛い」は苦しい表情で泣いている、といった具合です。

 

 

これらによって痛みをより正確に把握し、治療に役立てることができます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/09/26-008733.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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