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癌生疼痛の中等度、高度で使用されるオピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)とは


世界中で疼痛緩和治療の基準とされている3段階除痛ラダーでは、中等度と高度でオピオイド鎮痛薬を適用するということになっていますこのオピオイド鎮痛薬というのは医療用麻薬のことです。非ステロイド系鎮痛薬が主に末梢神経に作用するのに対し、こちらは大脳に作用します。オピオイド鎮痛薬には効き目の弱いものとモルヒネなど作用が強いものがあります。患者さんの状態に合わせて種類や投与の量などが決められます。

 


◾︎弱めの薬「リン酸コデイン」


中等度の痛みでは、作用の弱いオピオイド鎮痛薬が使われます。これはリン酸コデインという薬、1種類のみです。リン酸コデインは体内に入ると肝臓での酵素によりその約1割がモルヒネに変換されます。しかしこの酵素の働きが、人によって弱かったり強かったりと異なります。酵素の働きが弱い人には効き目がでにくいのです。最初は少しずつ投与し、効き具合の様子を見ます。効果が見られないと判断された場合、この薬は投与を中止します。

 

 

◾︎強い作用のモルヒネ


高度の痛みに該当する場合、強オピオイド鎮痛薬が使用されます。モルヒネがこれに該当します。モルヒネはアヘンという植物から抽出された天然成分です。モルヒネには、塩酸モルヒネ、塩酸モルヒネ徐放剤、硫酸モルヒネ徐放剤など、様々な種類のものがあります。形状も、カプセル、錠剤、顆粒、座薬、注射など、多岐に渡ります。吸収速度や持続時間が異なってきますので、ここの状態に合わせてどれを使用するかが決められます。

 

 


副作用として、吐き気や便秘はほぼ全員にあらわれます。薬によって症状をおさえることができます。他にも眠気や肌のかゆみなどの症状があらわれますが、気になる時は医師に相談するようにしましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/29-382649.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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