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ガン・悪性腫瘍

モルヒネでも効果が無い時の対処法「神経ブロック」とは?~がんの痛み~

 

WHOの方式に則ったモルヒネなどを使用した疼痛緩和治療を行っても痛みが取れない場合があります。モルヒネの量をさらに増やしたり、増やすことで副作用が強く出過ぎて耐えられないという場合は「神経ブロック」という方法で痛みを抑えることができるケースもあります。

 


◾︎神経ブロックとは


痛む箇所に局所麻酔を注射し、神経回路を遮断することで痛みを取り除くという方法です。痛みに関係している神経のすぐ近くに針を刺して麻酔をかける必要があります。痛む場所が限定されている場合に適している局所療法です。動くと痛みが出るタイプであれば知覚神経ブロック、温まると痛みが軽くなるといった症状の場合は交感神経ブロック、というのが効き目が出やすいと言われています。

 


◾︎神経ブロックを受けるには


神経を遮断する治療になりますので、一歩間違うと他の神経にまで影響を及ぼし、マヒが出てしまう可能性もあります。高度な技術を持った専門医がいることが重要です。他にも治療法はありますので、リスクなどを考慮しても神経ブロックが最適だと判断されなければ実施されません。また、神経ブロックは患者さんが意識がある状態で行われ、医師に指示された体勢に変えたりしっかりと動きを止めたりする必要があります。患者さんがそのような指示に従える状態でなければなりません。痛みを抑えられるのも局所に限られますので、痛む範囲が広かったり痛む場所が複数ある場合は適さないと判断され、他の鎮痛補助薬の増量などの治療が行われることがあります。最も痛む部分のみ神経ブロックを行う場合もあります。

 


神経ブロックは即効性が高く、処置後すぐ効果が出てくるでしょう。しかしリスクも伴う治療となりますので、不安や疑問はよく解消してから治療を受けるとよいでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/29-382656.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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