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ガン・悪性腫瘍

内蔵に出来たがんの癌生疼痛が起きるメカニズム~がんの痛み~


がんによって痛みが起きるという癌生疼痛には、幾つかの種類があります。大きく分けると、骨や筋肉などの組織が傷つけられて起きるもの、内臓が傷つけられておきるもの、神経が圧迫されたり傷つけられたりしておきるものなどがあります。このうち内蔵に痛みがでるものについて、疼痛が生じるメカニズムについてみていきましょう。

 


◾︎がんができる場所


どこにがんができたかによって、痛みが出るメカニズムが少しずつ異なります。内蔵にできるがんの主なものについて記します。

 


・胃がん


早期のうちは痛みがありませんが、進行してがんが潰瘍となると痛みが生じるようになります。さらに胃の入り口や出口が潰瘍によって狭くなると、ものが通過する時に痛みを感じることがあります。痛みの他、不快感や膨満感なども感じることがあります。吐血や下血がみられることもあります。

 


・大腸がん


大腸がんは始めは外に向かって進行していかず、中で広がっていく傾向にあるため、かなり進行してから痛みが発生することが多いようです。がんが潰瘍となり感染症をおこしたり、腸内部が潰瘍によって狭くなることで、ものが通過する時に痛みを感じたりすることがあります。

 


・肝臓がん


初期のうちは痛みを含めた症状がほとんどありませんが、できた場所によっては上腹部の右側に痛みを生じることがあります。さらに進行し腫瘍ができてくると肝臓を覆っている膜が引き伸ばされ、鈍い痛みや締め付けられるような痛みを生じることがあります。肝臓に入り込んでいる主要な血管の一つである門脈に浸潤すると、詰まりをおこして破裂したり痛みがおきたりします。

 


このようなメカニズムにより、がんが進行してくるにつれ痛みを感じるようになったり強くなったりしていきます。しかし同じ病状であっても痛みの感じ方は千差万別のようです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/10/25-383462.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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