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ガン・悪性腫瘍

癌生疼痛が起きるメカニズム~がんが骨へ転移した場合~

がんは最初のうちは、初めにできた臓器や部位のなかで増殖していきます。やがて、がん細胞が血液やリンパの流れに乗って身体中のあらゆる場所に移動し、そこで増殖を開始します。内臓だけでなく骨や筋肉や皮膚などの組織に転移することもあり、このような場所に転移して生じる痛みを「体性痛」といいます。なかでも骨転移による体性痛が起こるメカニズムはどういったものなのでしょうか。

 


◾︎骨転移がおこりやすい例

 

乳がんや肺がんなどは骨転移がおこりやすいがんです。特に肺がんでは、たくさんの血管が肺に出入りしているため、全身に広がりやすいとされています。乳がんでは、比較的若い年齢の人に発症しやすく、高齢者に比べ細胞分裂などが活発なため、がんも進行しやすく骨にも転移しやすいようです。

 

 

◾︎痛みがおこるメカニズム

 

がん細胞が骨に浸潤してくると炎症が起きる場合があり、それにより痛みを生じさせる物質がたくさん作られ、痛みがおきることがあります。また、できた腫瘍によって骨が圧迫されることでも痛みが出ます。体を動かしたり体重をかけた時に、ズキッと痛むという症状がでることもあります。骨へのダメージが蓄積すると骨がもろくなり、骨折しやすくなります脊髄が圧迫されて背中に痛みを感じたり麻痺がでることもありあます。

 

 

骨への転移が見つかったら、進行を抑えるための治療や、痛みを取り除くための放射線治療、鎮痛薬などで対処します。放射線治療を行うと、多くの場合数日で痛みが緩和されてくるようです。薬での治療は症状によって効きにくいもの・よく効くものが異なってきますので、状況に応じて対処します。骨への転移がどの程度すすんでいるかも、様々な検査で詳しく調べることができます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2007/03/31-001326.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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