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ヘビに噛まれた!でも何のヘビに噛まれた?噛まれた場所から判断するヘビの種類
住んでいる場所が都心部であれば、日常の中でヘビに出会うこともなかなかないと思います。
しかし場所によっては歩いているときに、ヘビに遭遇したりすることもあります。
そして生き物が棲家を失いつつあると言われている昨今では、意外なところで今までいなかった生き物に会う可能性も否定できません。
ヘビにかまれたら…最初に確認すること
生活圏の中でヘビと頻繁に出会うような場合、割合ヘビに関する知識が備わっていると思います。
しかし、そうでない場合、出会ったヘビが毒を持っているのか持っていないのかが分からない場合が多いです。
毒蛇にかまれた場合、一番大切で、最初に確認しなければならないのが、「かまれたヘビが毒ヘビかそうでないか」です。
日本にいてかまれる可能性がある毒ヘビというと、「ヤマカガシ」「マムシ」「ハブ」といったヘビです。
ヤマガカシは本州、四国、九州に生息しており、マムシは北海道から九州まで生息しています。そしてハブは沖縄や奄美諸島に生息しています。
全く知識がない状態からどう判断する?
噛まれたヘビの特徴を覚えておくことも必要ですが、すぐにいなくなってしまったり、親御さんが見ていなかったり、噛まれた驚きでそれどころではなかったりすると思います。
その場合には痛みや腫れからヘビの種類を判断します。
無毒ヘビの場合
噛まれたときの、牙が刺さった痛みはあります。しかし、毒ヘビに比べるとその痛みはそう強くなく、そのうちに痛みはなくなります。
ヤマカガシの場合
ヤマカガシの毒は時間が経ってから効果を発揮する毒です。そのためすぐに症状は出ず、20分~数時間後に、全身の血液の凝固能力が失われます。そのため全身的な皮下出血がみられたり、血尿、血便、歯茎からの出血、腎機能障害古傷からの出血、リンパ節の腫れなどが見られてきます。
マムシ・ハブの場合
マムシとハブは毒性が似ています。かまれた場所の痛みがどんどん増強していき、腫れていくのが主な症状で、この腫れはかまれてから5~10分以内にはじまり、広がっていきます。基本的にマムシよりおもハブの方が大きいので、毒の量も多く、症状は激しくなります。
子どもの場合、体が小さいこともあって大人よりも毒の影響を受けやすく、死亡する可能性も上がります。ヘビなどがいる可能性のある場所に行くときには、事前にそこに生息しているヘビやその他の動物についてよく知っておきましょう。
(Photo by: [http://www.ashinari.com/2012/09/29-370953.php])
著者: カラダノート編集部