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生活習慣病

高血圧で脳の血流調整機能が効かなくなる!?非常に危険な高血圧脳症とは

 

高血圧というと、長期的に治療を継続していくもの、一生付き合っていかなければならないものという印象があるかと思います。

しかし、中には、緊急の処置を必要とする高血圧があります。それが悪性高血圧あるいは高血圧緊急症という疾患です。

 

悪性高血圧は、高血圧とは異なる疾患と言われることもあります。

これは血圧が非常に高くなることによって、脳や心臓、腎臓、大動脈などに重篤な障害が起こる可能性があり、すぐに降圧治療を開始しなければ命に関わる疾患です。

 

悪性高血圧の原因は何?

悪性高血圧は上記のような状態に陥る疾患ですので、その状態に該当する病気は様々あります。高血圧や糖尿病が悪化した場合にも悪性高血圧につながりますが、他にも様々な疾患、原因があります。

ここでは、その中のひとつである高血圧性脳症をご紹介します。

 

血圧が脳血流の上限を持続的に超えたことによって…

血流は本来自動的に調整されるもので、血流が一定以上にならないようにコントロールされています。しかしその調整の上限を持続的に超えると、異常が生じます

これが脳で起こると、脳血流が異常に増えてしまい、脳の毛細血管から血漿成分(液体成分)がもれだし、脳浮腫(むくみ)が起こります。

これによって頭蓋の内圧が高くなってしまうのです。この状態、現象を高血圧性脳症と言います。

 

自動調整機能が障害されているから危険!

速やかに降圧治療をしなければ、脳の組織が障害されてしまうので、緊急の処置が必要です。

しかし、この場合、脳の血流制御装置が働いていませんので、やみくもに降圧をしてしまうと血圧が下がりすぎて、脳虚血になってしまう可能性があります。

そのため、緊急と言っても患者さんの状態を診ながら、降圧の速度を調整する必要があります。

 

脳の血流が増える原因には、そもそもの高血圧があります。

高血圧の治療を適切にしなかったり、放置してしまうとこうした危険があるのです。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/06/24-363880.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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