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  6. CKDの基準となる推算糸球体ろ過量(eGFR)とは何か?

生活習慣病

CKDの基準となる推算糸球体ろ過量(eGFR)とは何か?

 

CKDは予備軍とステージ1からステージ4までに分かれていますが、その際に用いられる指標が推算糸球体ろ過量と呼ばれるものです。推算糸球体ろ過量はeGFRとも表されます。

このeGFRとはいったい何なのかを見ていきます。

 

●eGFRは糸球体の力を知るための数値

eGFRは簡単に言えば、腎臓の糸球体が老廃物をしっかりとろ過しているかどうかを知るための数値です。

腎臓の糸球体の働きを知るためには、クレアチニン・イヌリンなどの物質の実際のろ過量を確かめるのがベストです。

一定時間の尿を溜めて、その平均でクレアチニン・イヌリンなどがどれくらい尿に含まれているか、どれくらい血液に含まれているかをチェックします。

これで体内のろ過機能がわかるのです。

ですが、この検査には時間がかかることなどデメリットがあり、計算式で糸球体の力を知るのがeGFRの役目です。

 

●血清クレアチニン値から知ることが出来る

日本腎臓学会は2008年に日本人独自のeGFR計算式を発表しました。これによって血清クレアチニン値からeGFR値を算出できるようになったのです。

 

男性

eGFR(ml/分/1.73平方メートル)=194×Cr(クレアチニン)-1.094(乗数)×年齢-0.287(乗数)

 

女性

eGFR(ml/分/1.73平方メートル)=194×Cr(クレアチニン)-1.094(乗数)×年齢-0.287(乗数)×0.739

乗数計算が入りますので計算式をあらかじめ組み込んであるソフトなどを使うのがお勧めです。

インターネットでもクレアチニン値から簡単にeGFR計算が出来るサイトがあります。

 

eGFRとは推算糸球体ろ過量で、クレアチニンなどをどれくらいろ過できるかという力を計算式から出すものです。

eGFRの数値は日本人の体にしっかりと合わせて作られているのでブレが少ないメリットもあります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/08/29-349540.php])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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