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アルコール性肝障害ってどれくらい飲んだらなるの?アルコール性肝障害の診断基準

日本酒の無断性

 

健康診断の血液検査でよく話題にされる『γ-GTP』。よく「高かったから、少しお酒控えないとな」なんて笑いながら話されている方もいますよね。もしかしたら笑い事じゃないかもしれません。飲酒で悪くなるのは1日単位、良くなるのは年単位なのです。

 

アルコール性肝障害診断基準

~JASBRA(アルコール医学生物研究会)2011年度版より~

 

長期(通常は5年以上)にわたる過剰飲酒が肝障害の原因と考えられる病態で以下の条件を満たすものを指す。

過剰飲酒とは、1日平均純エタノール60g以上の飲酒(常習飲酒者)をいう。ただし、女性やALDH2(アルデヒド脱水素酵素2型)欠損者では、1日40g程度の飲酒でもアルコール性肝障害を起こしうる。肥満者は一日平均純エタノール量60gの飲酒に満たなくてもアルコール性肝障害を起こしうる。

・禁酒により、血清AST、ALTおよびγ-GTP値が明らかに改善する。

・肝炎ウィルスマーカー、抗ミトコンドリア抗体、抗核抗体がいずれも陰性である。もしくは陽性であってもアルコール性の変化が明らかに強い場合、付記をしてアルコール性肝障害と診断する。

 

 

純エタノール60gって?

アルコール、エタノール、エチルアルコール、酒精とそれぞれ呼び方は違いますが同じものです。なので、純粋なアルコールを1日60g以上飲酒により肝障害が起こりうるということです。では、60gとはどれくらいなのでしょう。アルコール摂取量の基準は『1単位』とされるており、アルコール1単位とは純粋アルコールに換算すると、20gとなります。

 

お酒1単位

ビール:中びん1本(500ml)

日本酒:1合(180ml)

焼酎:0.6合(約110ml)

ウイスキー:ダブル1杯(60ml)

ワイン:1/4本(約180ml)

缶チューハイ:1.5缶(約520ml)

 

 

お酒3単位で人によっては2単位以下で肝障害が起こりうるのです。意外と少ないなと感じませんか?肝臓に負担をかける要因は他にも様々。ちょっと少なめ、たしなむ程度で、たまに休肝日をはさんで、健康的にお酒を楽しみましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/11/13-372872.php )

著者: amママさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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