カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肝臓 >
  4. 肝障害 >
  5. アルコール性肝障害に診断された!治療とその後の症状

気になる病気・症状

アルコール性肝障害に診断された!治療とその後の症状

薬のシート

 

「アルコール性の脂肪肝ですね」医師からこう言われたらあなたはどうしますか?「脂肪肝くらいなんてことない」ですか?「なんとかしなくちゃ!」と思いますか?アルコール性の肝障害は自覚症状がなくても、肝臓には大変な負担がかかっていて、症状が出た時には再生不可能なことが多いのです。早めに対処することでその後どのような転機となるのでしょうか。

 

 

アルコール性肝障害診断後の見通しと禁酒

アルコール性肝障害はアルコール性脂肪肝、アルコール性肝線維症、アルコール性肝炎、アルコール性肝硬変と大きく4つに分類され、肝臓の線維化の度合いと炎症によってその後の見通しが変わってきます。

 

・線維化を伴わないアルコール性脂肪肝、アルコール性肝炎は禁酒した場合、元の状態に近づくことができる。

禁酒した場合、アルコール性脂肪肝は6週間以内にほぼ元の状態になる。

・線維化及び肝硬変は全く回復しないわけではないが、基本的には元の状態に近づくことはできない。

・肝硬変やその合併症が起こると、5年生存率は約50%

・禁酒をすれば5年生存率は高くなり、飲酒を継続すると低下する。

アルコール性肝硬変と診断されて飲酒継続すると4.4年後の生存率は35%、禁酒をすると88%。(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター)

肝硬変と診断されても断酒できない状態は「進行食道癌弥進行胃がんと診断された」状況と5年生存率は大差ない。(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター)

・慢性C型肝炎を伴う場合は肝細胞癌を生じやすい。

 

 

アルコール性肝障害の薬物療法

アルコール性肝障害に対する特異的な薬物療法はほとんどありません。肝機能に見合った治療がなされます。常習的にアルコールを摂取していた方に対して、アルコールを断ったときにでる症状に対して抗不安薬、抗けんれん薬、鎮静薬として用いられる薬が処方されることがあります。

 

 

症状がないうちに健康診断で指摘されることが多いアルコール性肝障害。症状が出てくるのは重症化し、線維化していたり、肝硬変になった時です。症状がないうちに対処することが大切です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/04/26-017743.php)

著者: amママさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

肝障害に関する記事

中毒性とアレルギー性~2種類の薬物性肝障害

  医師から処方された薬であれ、自分で手軽に買える市販薬であれ、どんな薬であっ...

お酒を楽しむために知っておきたい!アルコール性肝障害の4分類

  最近良く聞く、『アルコール性肝障害』。脂肪肝?肝硬変?なんて言葉はよく...


毎日ビール中瓶1本程度のアルコール摂取は、発がんリスクに影響する?

さまざまな部位のがんの発症(特に大腸・咽頭・肝臓・食道のがん)と過剰なアルコ...

薬物性肝障害はどんな風に発症する?

  アルコールの摂取によって肝臓に負担をかけると言うイメージのある人は多いと思...

カラダノートひろば

肝障害の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る