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大腸がんの再発のメカニズムとは?再発・転移を早期に発見するために

病院

がんを手術で取り除いて、治療は終了したものの、再び増殖して再発・転移することがあります。がんはなぜ再発・転移するのでしょうか。大腸がんの再発・転移の頻度はどれくらいなのでしょうか。

 

再発のメカニズム

治療後に目に見えない微細ながん細胞が残っていると再発が起こります

がんの手術中に切り取った組織を病理検査にだして、断片にがんがないか調べ、あれば更に切除範囲を広げて取り残しの無いようにしていますが、それでも目に見えない、検査にもかからないがんが残ってしまう場合もあります。また、機能や体力の温存のために切除範囲を広げられないこともあります

 

転移のメカニズム

がんが最初に発生したところを「原発巣」といいます。そこから周りに広がりながら増殖していきます。そのうち、リンパや血液に侵入し、離れた臓器に転移するのです。

大腸がんが転移しやすい場所は主に肝臓と肺です。大腸から直接血液が流れこむのが肝臓なのでその血液にがん細胞が混じって肝臓に到達することが多いのです。頻度は低いですが、リンパ節、脳、骨にも転移することがあります。

 

大腸がんの再発・転移率

他の臓器に比べてあまり多くはありません。約80%は手術後3年以内、95%以上は5年以内にみつかっています。そのため、手術後5年間は定期的に検査を受けることが大切になります。

 

部位別再発率

大腸がん全体:約17%

結腸がん:約14%

直腸がん:約23.5%

 

ステージ別再発率

ステージ0:約0%

ステージⅠ:約1%(固有筋層まで達していると約6%)

ステージⅡ:約13%

ステージⅢ:約30%

 

大腸がん手術後の定期検査(サーベイランス)

・問診・診察

・直腸指診・触診

・腫瘍マーカーの測定

・胸部X線検査または胸部CT検査

・腹部超音波検査または腹部CT検査

・骨盤CTまたはMRI検査

・大腸内視鏡検査

がんの再発が起こりやすいのが肝臓と肺のため胸部や腹部の検査が中心となっています。

 

再発が見つかっても、早期であれば手術で取りきれる可能性が高くなります。早期発見して、効果的に治療を受けるためにも定期的に検査を行いましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2014/02/15-385900.php )

著者: amママさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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