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境界性・自己愛性パーソナリティ障害者のいる職場のトラブル解決のために

パーソナリティ障害の中でもクラスターB(劇的群)に分類されるパーソナリティ障害は、その激情型な症状が特徴的です。

 

●境界性・自己愛性パーソナリティ障害者が会社で起こす問題

ここではクラスターBの中で境界性パーソナリティ障害・自己愛性パーソナリティ障害の患者が会社でどのような問題を起こすかを見ていきます。

 

・境界性パーソナリティ障害:慢性的な空虚感、リストカットや自殺企図、人に対する過大な期待と失望

・自己愛性パーソナリティ障害:自分は優れている・特別でなくてはいけないという思い込み(背後には自分を受け入れることが出来ない心がある)

 

■職場で起きる問題例

・自分を認めてくれない相手に対して過度に攻撃的になる

・嘘をついても相手をこき下ろそうとする

・職場の特定の人間に依存し、24時間365日一緒にいようとする

・空虚感から無断欠勤を繰り返す

・根も葉もないうわさ話を広げて、特定の相手を攻撃する

・自分に対する賞賛を常に求める

 

●職場での一貫したルール作りが肝要

境界性パーソナリティ障害者による依存も自己愛性パーソナリティ障害者による過度な賞賛の要求も、ターゲットが変わったり態度がころっと変わったりすることはよくあります。感情のコントロールが難しいので、その場その場で相手をしていると、職場全体が混乱してしまう恐れがあるのです。

 

そこで重要なことは、職場内でパーソナリティ障害者・その他のスタッフを問わずにルールを決めることです。

 

例えば就業規則を守れないなら何回までで退職勧告になるとか、プライベートな相談は休み時間等は禁止(業務終了後、個々で)といった決まりです。

 

パーソナリティ障害者以外のスタッフが団結してパーソナリティ障害者を『敵』とみなしてしまうと、ますます劇場型で気を引こうとする場合もあるので、『全員で』を意識してください。

 

パーソナリティ障害者がいる職場でトラブルを解決するにはルール作りが肝要ですが、同時にプロの手を借りることも考えてみてください。特に本人に意識がない場合は厄介ですので、産業カウンセラーなどに相談してみるのもよいでしょう。 

(Photo by://pixabay.com/)

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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