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我慢する治療法!強迫性障害の治療に使われる精神療法「曝露(ばくろ)反応妨害法」

 

小さなことが気になって仕方がない、無駄だと思っていることを何度も繰り返してしまうのが強迫性障害です。

強迫性障害では薬物治療も行いますが、精神療法も行われます。

精神療法のひとつが曝露(ばくろ)反応妨害法と呼ばれるものです。

 

●不安は自然に下がる

強迫性障害の症状のネックになっているのが『急にやってくる不安感』です。

何かの出来事をカギにして、もしくは本当に予告もなく不安感がやってきて、その不安を消すために強迫行為に走ってしまいます。

ですが実は不安感は、そのまま放っておくとそのうち慣れてくることもわかっています。

 

●我慢する曝露反応妨害法

強迫性障害患者の不安は放っておくと慣れてくることがわかっているので、曝露反応妨害法では、強迫行為をすることを我慢します。

強迫行為をしなくても不安が少なくなったという体験を繰り返すことによって、『強迫行為なしでも大丈夫』という実感を強めていくのが目的です。

なくても大丈夫なものならしないはずですから、そのうち強迫行為が減ってくるというメリットがあります。

 

●症状に合わせて慎重に取り入れましょう

曝露反応妨害法は誰でも、出来るだけやればいいというものではありません。

あまりに不安感が強い場合やそのほかの症状が混在している場合など、使用した方が良いケースとそうではないケースがあります。

診察の際に目標を定めて、次の診察までに何割くらいまで曝露反応妨害法を頑張るかなどをよく話し合って行いましょう。

 

曝露反応妨害法は我慢する治療法ですので、本人にとっては負担感が非常に大きいです。

ですが、我慢しないで強迫行為をしている方が最終的にはデメリットが多いので、正常な社会生活の為と思って耐えることが必要です。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/01/11-375008.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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