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大腸がんは遺伝するのか?遺伝性のがんの特徴について

検査

某ハリウッド女優が乳がんが遺伝する確率が高いため、予防的に乳房を切除したというニュースは記憶に新しいと思います。「うちががん家系なの」なんて話はよく聞きますが、がんが遺伝するということは一体どのようなことで、大腸がんも遺伝しやすいのでしょうか?

 

遺伝するがん

家族性腫瘍とは、「家族に腫瘍(がん)が集積して発生する腫瘍性疾患」と定義されています。このうち、がんにかかりやすい遺伝子の病的変異が親から子へ伝わることで発症する疾患を、特に遺伝性腫瘍症候群といいます。

大腸がんの場合は約25%が家族集積性であり、遺伝性と考えられるがんは約5%です。

 

遺伝性のがんの一般的な特徴

・若くしてがんにかかった方がいる(50歳未満)

・家系内に何回もがんにかかった方がいる

・家系内に特定のがんが多く発生している

 

遺伝性の大腸がん:家族性大腸ポリポーシス

大腸に良性のポリープである腺腫が100個以上認められ、時には数百個もできるのが特徴です。軽症型は100個に満たない場合もあります。

 

治療:基本は大腸を全て切除します。排便頻度は高くなりますが、徐々に安定し社会復帰できます。

定期検診:10~12歳、軽症型でも18~20歳からの大腸がん検診が勧められており、早期発見と治療法の確立により、日本人の平均寿命とほぼ変わりないほど平均寿命が伸びています。

 

遺伝性の大腸がん:遺伝性非ポリポーシス性大腸がん

遺伝子の異常を修復する遺伝子が、壊れてしまうことによって起こるといわれています。

 

治療:普通の大腸がんと同じように単発的にがんが発症するため、非遺伝性のがんの治療と同様になります。。

定期検診:若年のうちから大腸内視鏡検査など 精密検査を受けることが勧められています。

 

家族性腫瘍の遺伝カウンセリング

現在、病院やがんセンターなどで遺伝カウンセリングを提供しています。

発症が心配な方は、医師や専門のカウンセラーに詳しく説明を受け、専門家のアドバイスを受けましょう。遺伝に関する情報を正しく知ることで適切な対策が可能となります。遺伝子検査・遺伝カウンセリングを実施しているのは全国に31箇所あります。

 

自分のことについて知ることが、自分のためにも、家族のためにもなります。心配な方は一度相談することを検討してみてもいいかもしれません。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E4%BA%BA-%E8%83%8C%E6%99%AF-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3-%E6%B3%A8%E5%B0%84%E5%99%A8-%E5%8C%BB%E7%99%82-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E8%96%AC%E5%89%A4-214498/?oq=%E7%97%85%E9%99%A2)

著者: amママさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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