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生活習慣病

メタボの予防や原因など~ストレスや生活習慣病との関係、検診について~

 

ストレスケアやストレスコントロールが日々できているかそうでないかで、精神的な健康だけではなく、身体的な健康にも影響が出ます。ストレス太りやストレス痩せといった言葉があるように、ストレスは肥満とも大きな関係を持っています。

 

ストレスで太るのはなぜ?

ストレスで太るというのは、自律神経のひとつ、交感神経が関係しています。

交感神経というのは脂肪の分解や燃焼、代謝に深く関係しているのですが、ストレスを感じると交感神経の働きが低下してしまいます。

そのため、脂肪の分解や燃焼、代謝がスムーズに行われなくなり、太りやすくなってしまうのです。

さらにストレスを感じると、人の体はコルチゾールというホルモンを大量に分泌します。

このコルチゾールには食欲を抑制するホルモンであるレプチンを減少させる作用がある上、脂肪を蓄積させやすくする働きもするホルモンです。

そのため、食欲に歯止めが効かなくなる上、脂肪を蓄積させやすい体になってしまうのです。

 

ストレスがないと男性は太る!?

生活習慣の中の因子と肥満の関係を調べた調査の結果で面白いものがあります。

先述の通り、ストレスは過食を引き起こし、肥満に結びつくこともありますが、ストレスによって痩せることもあります。それは人によって異なるのですが、男女差があるという傾向が見られているのです。

調査においては、「家族関係が良好である」という項目と肥満の関係を示しています。

この項目において、家族関係が良好と答えた男性には肥満者が多く、良好と答えた女性には肥満者が少ないという結果だったのです。

つまり、家族関係が良好で、ストレスの少ない環境では男性は太りやすく、女性の場合はスリムな体型を維持しようとすると推測できるのです。

 

だからと言って、男性をストレスのある環境において痩せさせるというのはまた違いますし、こうしたストレスに対する反応は個人差があるものです。

 

生活習慣病の原因になる!?異所性脂肪の危険と、異所性脂肪がつきやすいタイプとは?

あなたは異所性脂肪がつきやすいタイプですか?

そもそも異所性脂肪という脂肪を知っているでしょうか。脂肪の種類には、皮下脂肪、内臓脂肪とありますが、これらの脂肪に次ぐ三つ目の脂肪として注目されているのが異所性脂肪です。

 

「メタボ」という言葉はだいぶ広まりました。メタボリックシンドロームというのは、内臓脂肪の蓄積によって、生活習慣病が発症しやすくなるという関係から、内臓脂肪が過剰にあると、病気を発症する可能性が高くなることを指摘したものでした。

しかし、全ての人がこれにあてはまっていたわけではありません。内臓脂肪や皮下脂肪が多く、明らかに「太っている」人でも、生活習慣病を全く発症しないという人もいますし、太っていないのに生活習慣病を発症するという人もいるのです。

この法則から外れて生活習慣病を発症する原因が、「異所性脂肪」であると考えられています。

 

生活習慣病の原因になる異所性脂肪

内臓脂肪は毒素を出すとされており、それが病気を引き起こすものとされていました。この毒素というのは異所性脂肪でも同じく出されるものです。

しかし、異所性脂肪は他の脂肪とは違って、脂肪細胞に包まれていないため、毒素が体に影響を及ぼしやすいのです。

また、異所性脂肪は、臓器や血管といった場所につくため、臓器に直接影響があるのです。

 

具体的に引き起こす病気としては、

・動脈硬化

・脂肪肝

・糖尿病

・高血圧

・高脂血症

・心筋梗塞

などがあります。

他にも心臓や膵臓など、脳以外の臓器につき、病気を引き起こす原因となるのが異所性脂肪なのです。

 

こんな人は異所性脂肪がつきやすいから注意

異所性脂肪は体のフォルムを形成するものではありませんから、体型は関係ありません。ですので太っているから異所性脂肪が多いとも限らないのです。

むしろ太っている人は皮下脂肪や内臓脂肪で脂肪を蓄えることができるので、異所性脂肪が蓄積しにくいこともあるのです。

 

脂肪を蓄積する脂肪細胞は10代前半までにしかつくられません。つまり大人になって太るというのは脂肪細胞が増えるということではなく、脂肪細胞が伸びているということなのです。ということは、10代後半まで痩せていて、大人になって急に太った場合、異所性脂肪ができやすい体質で、異所性脂肪により太ったと考えられるので、注意が必要です。

 

さらに、食べても痩せないので、高カロリー高脂質なものを食べる傾向がある

という人も、脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪ではなく、すぐに異所性脂肪になって蓄積されている可能性がありますので要注意です。

異所性脂肪は様々な病気の原因になります。痩せているからいいということではなく、痩せていても生活習慣、食事や運動量に気を付けて生活していくことが必要なのです。

 

雑穀や青魚がお勧め!メタボの食事療法

メタボリックシンドロームの対策としては、やはりまず日々の食事から見直したほうがよいでしょう。では、どのような点に注意したほうが良いでしょうか。ポイントをまとめてみました。

 

雑穀を食べよう!

雑穀には食物繊維が豊富に含まれています。代表的には雑穀米や雑穀パンがあります。なぜ食物繊維が良いかというと、食物繊維にはコレステロールを下げ、血糖値が上下に変動するのを抑える効果があるのです。

逆に、白米やパスタ、ケーキ、クッキーなどをたくさん食べる人は、血糖値が簡単に上がってしまい、善玉コレステロールが下がってしまう場合が多いので気をつけましょう。

 

果物や野菜をたくさん食べましょう。

果物屋野菜には血圧の改善につながるカリウムが豊富に含まれています。また、豆、りんご、人参、かんきつ類などには水溶性の食物繊維が含まれているのでコレステロール値の改善にも役立ちます。

 

青魚をたくさん食べましょう。

青魚に含まれる脂質は、コレステロールを改善する効果があります。例えば、イワシ、サバ、サーモン、マグロなどが良いでしょう。そのため、脂身の多い肉を食べるよりは、魚をできるだけ多く食べるようにしましょう。

 

料理用油を使う際のポイント

料理で用いる油では、バターやマーガリン、ショートニングなどは出来るだけ避けましょう。これらは悪玉コレステロールを上げて動脈硬化を進行させてしまう硬化があります。そのため、良医の際はオリーブオイルやキャノーラオイルを使うと良いでしょう。

 

これらの点を守って、食事を通じてメタボ対策を積極的に進めていきましょう。これらの点を守るだけでも、メタボに関する様々な数値が改善します。しかし、食べすぎには注意です。

 

抗酸化成分が豊富!「豆苗と厚揚げのボリュームヘルシー炒め」

「豆苗(とうみょう)」。みなさんは食べたことありますか?

読んで字のごとく、マメの苗です。1度カットしても、その後1,2回は収穫できるため優秀なエコ食材と言われています。エコな一面以外にも、栄養面でも優秀な「豆苗」を使ったヘルシーレシピをご紹介します!

 

豆苗と厚揚げのヘルシー炒め

<材料 2人分>

・豆苗 1パック

・厚揚げ 1枚

・豚バラ肉 1,2枚(なくても平気)

-調味料-

・ニンニク(チューブでもOK)

・酒 少々

・塩・こしょう 少々

・醤油 少々

・オイスターソース お好みで

 

<作り方>

1.豆苗は根元から切ったら、半分もしくは3等分くらいに切る。

2.フライパンにニンニクを入れて香りを出す。

3.豚バラ肉を入れて炒める。

4.厚揚げを入れて少し入れたら、豆苗も投入し炒める。

5.塩こしょう、醤油を入れて炒め、火を消す直前にオイスターソースを入れて炒めて出来上がり。

 

肉を少し入れていますが、主にダシとしての役割なので、入れなくてもOK!

厚揚げでヘルシー&ボリューミーな一品が超手軽にできます!

 

<豆苗の栄養豆知識>

■豊富な抗酸化ビタミン「カロテン・ビタミンC・ビタミンE」

■代謝をアップさせてくれる「ビタミンB群」

■骨の健康維持に役立つ「ビタミンK」

 

美肌・免疫アップの栄養が豊富なので、性別問わず、どの年代でも食べたい食材です!

 

病院でメタボ検診~費用はおいくら?

2008年4月からメタボ検診が義務化されています。気になる健診内容と費用についてまとめました。

 

メタボ検診対象者と検診内容

40~74歳の男女が対象者です。国民健康保険、健康保険組合など医療保険加入者全員が対象になっています。

検診内容は腹囲、BMI、血糖値、コレステロール値、血圧の測定が基本です。喫煙習慣なども問われます。

※BMI(肥満度を表す指標):体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}

 

費用の目安

住んでいる市区町村、加入している健康保険(医療保険)にもとづいて検診の費用が左右されます。自己負担額は、おおむね0~3000円ほどでしょう。一部の市区町村では、メタボ検診の完全無料化を実施しています。検査内容によっては、3000円以上かかります。

 

医療控除

メタボ検診の費用が医療控除の対象になるかは、検診の結果によって異なります。メタボ、またはメタボ予備軍と診断され、さらに検査の数値が来て位置を上回ると医療費控除の対象になります。

 

メタボ診断の基準値と医療費控除の対象数値は以下の通りです。

【血糖値】

・メタボ基準値:空腹時血糖値100mg/dl以上、もしくはHbA1c5.2%以上

・医療費控除対象値:空腹時血糖値126mg/dl以上、もしくはHbA1c6.5%以上

【脂質】

・メタボ基準値:中性脂肪が 150mg/dl以上、もしくはHDLコレステロール40mg/dl未満

・医療費控除対象値:中性脂肪が 150mg/dl以上、もしくはHDLコレステロール40mg/dl未満、またはLDLコレステロール140mg/dl以上

【血圧】

・メタボ基準値:収縮期血圧130mmHg以上、もしくは拡張期血圧85mmHg以上

・医療費控除対象値:収縮期血圧140mmHg以上、もしくは拡張期血圧90mmHg以上

 

義務化されている検診で費用が発生するのは疑問かもしれません。メタボ検診の目的は、メタボを予防して生活習慣病などを防ぐことにあります。将来の医療費を削減するためといえます。

 

メタボ・肥満で病院を選ぶ~女性は婦人科も考えて

「メタボ外来」「肥満外来」「ダイエット外来」を設ける病院が増えてきましたが、メタボで病院を受診するときには、内科が一般的です。内科以外では、婦人科にもメタボ治療を掲げる病院があります。メタボと婦人科について説明します。

 

女性ホルモンとメタボの関連

男女を問わず肥満の人はいますが、お腹周りに脂肪がつく内蔵型肥満は男性に多いようです。女性は体全体にまんべんなく脂肪がつく、皮下脂肪型肥満が目立ちます。これは女性ホルモンが関係しています。

女性ホルモンのエストロゲンは内臓脂肪の分解を促進し、血糖値の上昇を抑えます。プロゲステロンには内臓脂肪を減らして皮下脂肪を増やすはたらきがあります。この2つの女性ホルモンが十分に分泌されている間は、メタボになりにくいといえます。

ところが閉経後、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が低下すると、内臓脂肪がつきやすくなります。女性ホルモンとメタボには深い関わりがあるため、婦人科でもメタボ診療を行うところがあります。

 

婦人科でできること

メタボ検診だけなら、ほとんどの婦人科で可能です。治療も行うなら、診療内容に「メタボ」「肥満」「ダイエット」が含まれている病院を選びます。婦人科とともに内科も診療科目の病院なら、治療もできるでしょう。食事指導、運動療法指導が基本で、メタボが原因の不調があれば服薬によるコントロールも行われます。漢方を処方する病院もあります。

子宮ガンや卵巣ガンを患った後、ホルモンの分泌に変調をきたしてメタボになる女性もいます。ホルモン治療でメタボを含む諸症状に対応することもあります。

 

閉経前、更年期からメタボ気味になるケースも多いようです。婦人科検診と併せてメタボ検診も受けると良いでしょう。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2007/09/25-003177.php?category=48])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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