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生活習慣病

内臓脂肪の増大で増える悪玉アディポサイトカイン…これがそれぞれの疾患に悪影響を及ぼす!?

 

メタボリックシンドロームに言われるように、内臓脂肪が過剰にあるということは、様々な悪影響を体に与えます。脂肪というのは、体の健康維持に必要なアディポサイトカインを作り出す作用があります。

しかし内臓脂肪が過剰になると、そのアディポサイトカインの中でも健康に悪影響を及ぼす悪玉を多く分泌してしまいます。

 

悪玉アディポサイトカインが増加すると、どうなるのか?

内臓脂肪が増えると悪玉アディポサイトカインが血中に過剰に分泌されます。それに伴って体には以下のような悪影響がおこります。

 

糖尿病の原因に!

内臓脂肪が作る悪玉のひとつは、TNF-α(腫瘍壊死因子)という物質です。名前の通り悪性細胞を攻撃するのですが、細胞が血糖を取り込むために必要なインスリンの効果を低下させる作用があるので、体全体のインスリンの効果が悪くなってしまい、糖尿病の原因になります。

 

血栓ができやすくなる!

内臓脂肪が過剰になると血中のPAI-1(パイワン)の量が増えます。

PAI-1とは血管内の血液のかたまりである血栓を溶かす働きを調節しているもので、血中量が増加すると血栓ができやすくなります

そのため脳梗塞や心筋梗塞の危険が増すのです。

 

動脈硬化を促進する!

平滑筋の増殖、遊走を引き起こすHB-EGFも増加します。平滑筋というのは血管の壁をつくっており、それが増殖することで血液の通り道をふさいでしまい、血流を悪くすることで動脈硬化を促進してしまいます。

 

高血圧になる!

内臓脂肪の増加によってアンジオテンシノーゲンが多く分泌されるようになります。このアンジオテンシノーゲンは血圧を上昇させる働きを持っています。本来これは肝臓で作られるのですが、脂肪細胞でもつくられており、内臓脂肪が過剰になることで、血中のアンジオテンシノーゲンもつくられ過ぎて過剰になってしまうのです。

 

内臓脂肪というのは代謝がよく、その分体へのこうした影響も大きくなります。こうした内臓脂肪の影響があるからこそ、太ったことをただ体重が増加したと捉えることができないのです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/06/30-023391.php?category=52])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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