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生活習慣病

痛風になったらすぐに薬物療法?薬物療法の導入はどのように検討されるのか?

 

痛風は、突然起こる関節の激痛がその症状としてよく知られていると思います。確かに痛風の症状というと、それが大きく突発的なその症状が治まってしまえば、痛風を自覚できるものはありません。

痛風発作が治まっているときには、自覚症状のない高尿酸血症の治療をすることが必要です。

 

薬物療法導入の検討はどのように決定されるのか

痛風発作は高尿酸血症がその背景にあります。発作自体は高尿酸血症によっておこる尿酸塩の臓器沈着の目安とも言えます。

この痛風発作が起こっているか起こっていないか、そして尿酸値の値がいくつかによって薬物療法の導入が決定されます。

 

・痛風発作の既往歴がある場合

 薬物療法が検討される

 

・痛風発作の既往歴がない場合

 尿酸値が8.0mg/dL未満の場合には、生活指導のみで薬物療法は行わない

 尿酸値が8.0mg/dL以上の場合には、肥満、高血圧、高脂血症、虚血性疾患、糖尿病などの合併症によって薬物療法が検討される

 尿酸値が90.mg/dL以上の場合には合併症に関わらず薬物療法が検討される

 

薬物療法が必要と判断されたら

上記の条件によって薬物療法が必要と判断された場合には、次にどういった薬物で尿酸値を下げるのかを選択する必要があります。尿酸値を下げる薬には2種類あり、尿酸排泄促進薬・尿酸生成抑制薬があります。

この選択は患者さんの高尿酸血症の原因によって変わります。尿酸の排泄が低下していてるタイプには排泄促進の薬を処方しますし、尿酸の過剰生成が起こっているタイプには抑制の薬を処方します。

ただし、尿路結石や腎障害の合併がある場合、第一選択が生成抑制薬になります。

 

薬物療法がはじまったら、長期間の内服が必要になり、長い間薬によって尿酸値をコントロールする必要があります。そのため定期的にコントロール状況の確認と副作用の有無を、病院でする必要があります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2014/01/20-384858.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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