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生活習慣病

痛風は遺伝する?切り離して考えることができない、環境的要因と遺伝的要因の関係

 

痛風は生活習慣病に分類されます。生活習慣病というと、その人の生活習慣の蓄積によって発症するものであって、環境的要因が大きいという印象が強いです。

しかし近年若年層の痛風も増加しており、贅沢病や、中高年の生活習慣病という印象から少し離れつつあります。

 

痛風発症の原因に遺伝の可能性がある!

昔から痛風はある程度遺伝の要素があるとは考えられていました。近年若年層に痛風が増えたり、健康志向の高い人でも痛風を発症することがあることから、遺伝的要因が決して少なくないものであるという見方が強くなってきたのです。

痛風大国と言われる台湾における調査によると、第一近親者に、痛風の背景となる高尿酸血症を発症した人がいると、高尿酸血症のリスクが2倍に上昇することが明らかにされています。

さらに性別にわけて、遺伝的要因の影響を見てみると、男性は1/3が、女性は1/5が遺伝的影響を受けていると報告されています。

 

切り離せない「環境」と「遺伝」

もし生まれたその日に実の親の元を離れて暮らし、それでも痛風の発症が親にも子にもみられるというならば、それは遺伝的要因が大きく関係していると行って良いでしょう。しかし、実際には痛風は生活習慣も大きく関係しています。痛風が遺伝すると言っても、家族が同じ生活環境の中で長く暮らしていれば、それぞれが共通した痛風の発症要因を持つことになります。こうなると痛風は環境的要因によって発症したのか、遺伝的要因によって発症したのか区別しにくくなってしまうのです。

 

家族や親族に通風を発症した人がいる場合は…

今後の痛風研究のためには、遺伝的要因の具体的な遺伝子が明らかになることが望まれますが、今まさに痛風の危険がある場合には、そうしたことはあまり気にしなくてもよいです。環境的要因にしろ、遺伝的要因にしろ、家族や親族に痛風を発症した人がいる場合には、生活習慣に気をつける必要があるということなのです。

 

発症の原因が遺伝にあったとしても、生活習慣に気をつけ、尿酸値を気にしてあげることで痛風の発症は防ぐことができます。

遺伝だからしょうがないのではなく、自分で体の管理をしなければいけないのです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/02/13-376342.php?category=53])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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