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健康診断・健康管理

「乳酸脱水素酸素(LDH)って何?」LDHの数値が上昇していると●●の可能性が!?

 

カラダの健康や異常を数値と示す記号は沢山あって、LDLやDTP、HDL等々・・・似たような物が複数存在し、頭が混乱してしまいます。

その中でも今回は【LDH】という項目について学んでいきたいと思います。

 

◆LDHって何?

LDHとは乳酸脱水素酸素といって、逸脱酵素の中では最も有名な酵素です。このLDHは肝臓や赤血球、筋肉、悪性腫瘍などに存在します。

肝炎や、肝臓に異常があったとき、赤血球が溶血によって壊れてしまった場合や心筋梗塞、癌などの場合にLDHの数値は上昇する傾向にあります。

 

◆LDHの数値が高い=癌?!

LDHの数値が高い場合、誰しもが「癌かもしれない」「数値が高いと癌だと聞く」などを思い浮かべてしまう方は少なくありません。

LDHの数値が高いと、イコール癌!かというと、そういう訳でもありません。LDHは肝臓の組織や赤血球の組織が壊れた場合にも数値として上昇していく傾向にあります。

 

よって、数値の上昇はすべてが癌だとは言い切れません。LDHの数値だけでは癌かどうかは判断が難しい部分ではありますが、「悪性腫瘍があるかもしれない」という意識を医師は持って、検査を行うことが多いです。

癌で数値が上昇してしまっている方には、癌の治療を行うことで、数値も低下していく様子が見て取れます。

 

◆LDHにはいくつか種類がある!

一言にLDHと言っても、実はこのLDHにはLDH1〜LDH5まで5種類ものアイソザイムが存在します。

これらの種類は、発症する病気によって増える項目が異なります。

 

そのためLDHの数値が高い場合には、更にそこからアイソザイムを調べ、LDH1〜LDH5までのどの部分なのか、壊れた細胞が肝臓なのか、筋肉なのか?を明白にしていきます。

しかし、このLDHアイソザイムを具体的に調べたところで、癌がどうかの判断まではできません。

どんな病気がLDHの各種類に当てはまるのかを見てみましょう。

 

LDH1とLDH2の上昇】心筋梗塞・腎不全・溶血性貧血・悪性貧血等

【LDH2とLDH3の上昇】筋ジストロフィー・多発性筋炎・白血病・消化器癌など

【LDH3とLDH4とLDH5の上昇】転移癌

【LDH5の上昇】急性肝炎・うっ血肝・肝細胞癌・子宮癌・筋ジストロフィー

 

LDHは血液を採取し、遠心分離して、自動分析器で検査をします。

血液を採取するだけなので、とくに大きな検査・体への負担はありませんが、前日の運動や喫煙・飲酒なども血液中に影響してしまい、正確な検査結果が得られなくなってしまいます

検査前にはどんなことに注意すべきかをしっかり医師に聞いておきましょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2011/07/19-348512.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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