カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 健康診断・健康管理 >
  3. 検査項目 >
  4. 肝機能 >
  5. コリンエステラーゼ(ChE) >
  6. コリンエステラーゼを調べる酵素検査…検査で分かる疾患はどんなものがあるの?

健康診断・健康管理

コリンエステラーゼを調べる酵素検査…検査で分かる疾患はどんなものがあるの?

 

肝疾患や有機リン中毒の疑いがあった場合におこなう検査に“酵素検査”というものがあります。この酵素検査の中にコリンエステラーゼを調べる検査があります。

コリンエステラーゼを調べる酵素検査とは、一体どんなもので、どのような病気が判明するのでしょうか?

 

◆酵素検査“コリンエステラーゼ”検査とは?

この検査は、血液中のコリンエステラーゼの量を調べる検査です。コリンエステラーゼとは聞き馴染みがありませんが、コリンエステルという物質を“コリン”“有機酸”に分解する働きをしてくれる酵素のことを示します。

 

血液の中に存在するコリンエステラーゼは殆どが肝臓で作られているため、肝臓の機能を反映することから、肝機能の検査によく用いられます。

 

◆どんな疾患があるのか?

【ネフローゼ症候群】

ネフローゼ症候群になると、尿の中にアルブミンなどの蛋白質が大量に流出してしまいます。よって、血液中の蛋白質が少なくなってしまい、浮腫であったり、コレステロールなどの脂質の数値が上昇してしまいます。

肝臓での蛋白合成能が亢進してしまうため、コリンエステラーゼの数値も高くなってしまいます。

 

【有機リン中毒】

有機リン系の薬剤は、体の中に入るとコリンエステラーゼの働きを阻害してしまうため数値が低値を示すようになります。

有機リン剤は最も多用されている農薬の一種でもありますが、動物の神経を麻痺させてしまう程の強い殺虫効果もあります。

 

誤って体の中に入ってしまった時には、コリンエステラーゼが有機リン剤と結合し、様々な阻害を及ぼします。

 

【肝障害】

慢性肝炎や肝硬変などの肝機能に障害・異常が起きてしまった場合、コリンエステラーゼの合成そのものが低下してしまうので、数値も低値で出てしまいます。

 

コリンエステラーゼ値を知るということは、それだけで“蛋白質の合成納涼”や“脂質代謝の亢進”、“栄養状態”を知ることが出来ます。

低値でも高値でも、異常がある時にはすぐに受診をし、早期に対処をすることで症状が悪化する前に防ぐこともできます。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349545.php)

著者: hatamaiさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

コリンエステラーゼ(ChE)に関する記事

コリンエステラーゼ(ChE)の検査を受ける前の注意点!自宅で出来る食事療法とは?

  採血の結果などに記載されている「ChE」の項目は見たことありますか? ...

肝臓機能に異常?コリンエステラーゼの値でわかる病気

  コリンエステラーゼという名称を知っているでしょうか。コリンエステラーゼ...


聞きなじみのないコリンエステラーゼ(ChE)の項目…この数値で何が分かるの?

  健康診断の結果をよく見ると、いろんな項目が並び、どれも難しくて普段聞き...

どういう値なの?性別・環境によって変わるChEの正常値とは?

  ChEというのは体内で働いている酵素であるコリンエステラーゼのことです。 ...

カラダノートひろば

コリンエステラーゼ(ChE)の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る