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健康診断・健康管理

早期発見と早期治療のために~頸部リンパ節エコー検査でわかる川崎病

 

第44回日本小児耳鼻咽喉科研究会において、山口労災病院小児科の田代紀陸氏(2001年当時)が発表したのが頸部リンパ節エコーで川崎病を診断するというものです。

 

●川崎病初期に目立つ頸部リンパ節の腫脹

田代氏によれば、川崎病で頸部リンパ節腫脹(頸部リンパ節が腫れる)が起こるのは出現率の低い症状とのことです。

これだけ見ると、頸部リンパ節エコーではなく別の検査の方が有用性が高いように思われますが頸部リンパ節腫脹の症状が出るのは『初期が多い』という特徴を持っています。

つまり、ほかの症状が出る前に先行して頸部リンパ節に異常が出るケースがあることから、頸部リンパ節エコーを川崎病の初期発見につなげようということです。

 

●子供の健康を守るために

川崎病は基本的に子供がかかる割合が高く、患者の8割は4歳以下の幼児です。

川崎病にかかると高熱、充血、舌がイチゴ状になる、手足に発疹が出るなど、幼児にとっては非常につらい症状が多く出ます。

血管炎症を起こすのが川崎病の本態で、川崎病にかかった子供の内1割は後遺症(動脈にこぶが出来るなど)を発症します。

原因不明の病でもありますので川崎病を予防することは難しく、早期発見と早期治療が最も症状の軽いまま過ごすためのポイントです。

 

前述の山口労災病院の田代氏は、実際に幼児に対して川崎病の早期発見のために頸部リンパ節エコーを使いました。

頸部リンパ節エコーをすることで、ほかの基準には満たなかった12例の幼児の川崎病を発見しました。

ほかの病気と川崎病との鑑別が出来るのも頸部リンパ節エコーが持つ強みです。

 

 (参考:日本小児耳鼻咽喉科研究会資料 //ped-orl.jp/books/pdf/vol22no2/2.pdf)

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/05/14-361898.php])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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