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女性のカラダの悩み

アフターピルで避妊できる理由とは?女性ホルモンの仕組みについて

アフターピルはモーニングピルとも呼ばれ、避妊に失敗した場合など、一定の時間以内に服用することで避妊ができるピルです。アフターピルと黄体ホルモンの関係、服用方法、服用後の症状や費用など、作用機序などの仕組みをわかりやすくまとめました。

使う機会がないのに越したことはないですが、いざというときのために知っておくと安心です。 

 

月経に関わる女性ホルモンは2種類

月経に関わる女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つ種類があります。

 

エストロゲンは卵巣に存在する卵子の周りにある卵胞の主成分です。エストロゲンの作用は、約4週間ごとに卵子を1つ成長させ、排卵させることと、子宮の内側を覆う粘膜(子宮内膜)を厚くさせることです。

 

プロゲステロンの作用は排卵4週間後にエストロゲンが少なくなる時期に放出され、子宮に卵子が着床できる状態にすることです。そして、プロゲステロンの分泌がなくなると同時に生理が起こります。

 

緊急避妊薬が効く理由

緊急避妊薬が効くメカニズムは、プロゲステロンの作用に関わっています。

 

緊急避妊薬を飲むことにより、プロゲステロンと同じ作用を起こす物質が子宮に到達させ、人口的に子宮でプロゲステロンが分泌された状態を作ります。

 

緊急避妊薬を飲み終わると、プロゲステロンと同じ作用を起こす物質が子宮に来なくなるため、人口的にプロゲステロンが分泌されない状態となります。この状態になると生理が起こるため、妊娠を防ぐことができます。ただし、100%妊娠を防げるわけではありません。  

 

緊急避妊薬の費用

緊急避妊薬は上記のように効くメカニズムがわかっている安全な薬です。しかし、日本では保険適用外であり、医療機関によって値段がまちまちです。

 

緊急避妊薬が効果を発揮するメカニズムは上記のようになります。避妊を失敗したりする可能性もあるため、一度近くの産婦人科で緊急避妊薬が処方してもらえるか、料金はいくらなのか調べてみてはいかがでしょうか。

 

喫煙者が気を付けなければいけない副作用

タバコとピルは元々相性が良くありません。

 

アフターピルの副作用には吐き気、嘔吐、頭痛などの他に血栓症を引き起こす場合があります。

 

ピルにはわずかながら、血栓症のリスクを上昇させる副作用があります。

この副作用はかなり低リスクなため、健常者においてのアフターピルの使用には問題ありません。

しかし、喫煙自体に血栓症を起こすリスクを高める作用があるため、アフターピルを併用するとどうしても血栓症のリスクが上昇してしまいます。

 

対処法

アフターピルを服用する場合には、喫煙をやめるようにします。

また、低量ピルや中量ピルにおいても血栓症のリスクは上がります。ピルを飲む場合は禁煙することをおすすめします。

 

血液をサラサラにする食材

わずかとはいえ、血栓症のリスクが上昇するのが怖い、と言う方もいらっしゃると思います。

血栓症は血液がドロドロになり起こることが多いため、血液をサラサラにする成分を含む食材を以下に記します。

 

タマネギ・ニンニク・納豆・サバ・アジ・さんま・キノコ・海藻類・トマト・ブロッコリー

 

これらの食材を摂取するとともに、水分補給もしっかりと行ってください。

睡眠不足も血栓症の要因となりますので、十分な睡眠をとってください。

 

喫煙される方においてはアフターピル、ピルを摂取する際は気をつけてください。一度医師に相談してみるのも良いと思います。

 

副作用の出る人は要注意!ピルとビタミンCサプリ

PMSの治療にピルを使っている人は、飲んでいるサプリメントに注意して欲しいと思います。

女性に愛飲している人の多い「ビタミンC」。

美容のためには欠かせない成分です。

 

実は、ピル服用時に過剰にビタミンCをとってしまうと作用が強まってしまいます。

作用が強まるだけでなく、副作用も強まってしまうのが注意するポイントなのです。

 

日本で使用されているピルは、低容量のものが多いでしょう。

低容量は作用が弱いけれど、副作用も出にくいという誰でも使いやすいタイプのピルなのです。

それが、たくさんのビタミンCと一緒に服用することで高容量と同じになってしまうわけです。

 

私は副作用が一度も出たことがないので、ビタミンCサプリメントと併用してしまっていたこともありました。

特別目立った不具合がなかったので、特に何ともないケースもあります

ただし副作用は、服用し初めのときだけ起こる人も多いですよね。

頭痛や吐き気などの副作用が出たことのある人、または出やすい人は特に注意しなければなりません。

 

PMSや子宮の病気の治療薬としてピルが広まりつつある一方で、このような飲み合わせについては認知度が低いです。

医師からも警告がないことがほとんどだと思います。

PMS治療によって他の悩みが出てこないよう、色々な情報を仕入れるようにしましょう!

 

72時間以内が重要!緊急避妊薬アフターピルの用法

ピルは避妊、生理不順や子宮内膜症の治療に用いるものが一般的です。それとは別に、「アフターピル」と呼ばれる緊急避妊薬があります。

 

性交後に飲む避妊薬

アフターピルは、性交後に服用することで妊娠の成立を妨げる薬です。アフターピルは女性ホルモンの含有量が多い中用量ピルで、服用によってホルモンバランスが急激に変わります。受精卵が子宮内膜に着床するのを阻止する、排卵を抑制するなどの効果があります。

 

<使い方>

アフターピルは婦人科で処方してもらえます。性交後72時間以内に1回目の服用をして、さらに12時間後に2回目の服用をします。初めの72時間が効果を左右しますので、1回目の服用が遅れないようにしましょう。

 

<副作用>

低用量ピルよりも女性ホルモンの含有量が多いため、副作用も強くなります。つわりに似た吐き気や不快感、下腹部痛、頭痛が主な副作用です。胸の張り、めまい、倦怠感、不正出血のようなものがみられる場合もあります。

 

<注意>

これまでアフターピルの使用は性犯罪被害に遭ってしまった場合や、身体的理由から妊娠・出産が望ましくない場合のみに限られていました。法改正により、避妊具の破損などによる避妊の失敗など「望まない妊娠」を防ぐ目的でも使えるようになったのです。

 

アフターピル(緊急避妊薬)は保険は適用される?医療機関での値段

アフターピルを処方してもらう際に、医療機関に行くときいくら持って行けば良いかわからない方もいると思います。

 

アフターピルの値段 

アフターピルは保険が適用されません。そのため、各医療機関で料金が異なってきます。ただ、高くても3万に収まるようなので、急いでいて医療機関のアフターピルの料金がわからない場合は、3万は持って行くと良いかもしれません。必要となる前に、近くの医療機関のアフターピルの料金を調べておくと便利です。 

 

医療機関を選ぶ基準 

アフターピルの料金が異なってきますので安さばかりに目が行くかもしれません。しかし、アフターピルは副作用が多い薬のため、副作用が起きた際のアフターサービスがしっかりしている医療機関を選ぶように気をつけてください。

 

現在、インターネット上にホームページを開設し、アフターピルについて紹介している診療所が多くなっています。力を入れている診療所では、副作用の際のアフターサービスについても記載しているため、参考にするとよいでしょう。また、検索サイトで「病院名 評判」もしくは、「病院名 口コミ」と調べればだいたいの場合その病院を訪れた人たちの感想を見ることができます。 

 

アフターピルとは縁がないと思っていても、もしもの場合に備え調べておくことをおすすめします。

 

ピルを使ってみたいけど、心配な点もあるの?

ピルはホルモン剤であり、薬です。薬にはどんなものにも、必ず「効果」と「副作用」があるもの。薬である以上、まったく副作用や不快感がないとはいえません。では、どのような点が心配されるのでしょうか?

 

現在のピルは「低用量ピル」

現在出回っている「低用量ピル」は、ホルモン量の少ないタイプです。以前使われていた中・高用量ピルとは異なり、副作用はほとんどないと言われています。

 

ピルを飲むと吐き気がする?

ピルを飲み始めて訴える副作用の多くは、吐き気や嘔吐で、妊娠初期のつわりとにていると言われています。他にも、頭痛や乳房の張り、腹痛、眠気、だるさ、むくみなどの症状を感じることもあるようです。

 

これらは、ホルモン環境の変化によって起こるもので、ほとんどは2~3週間で消失します。

 

ピルを飲むと太る?

現在の低用量ピルが認可される以前の中用量ピルでは、体重が増加する場合がありました。これは、ピルのなかの黄体ホルモン剤が体全体の組織を増やすことに関係していることと、卵胞ホルモン剤が水の排出を滞らせ、むくみを引き起こすためでした。

 

しかし、現在の低用量ピルでは含まれるホルモン量が少ないので、ホルモンによって太るという心配はほとんどないようです。

 

ピルを飲むと頭痛がする?

ピルを服用すると頭痛の症状を訴える人がいますが、反対に、月経前に必ず起こっていた頭痛がなくなったという人もいます。

 

月経時の頭痛は、月経直前に女性ホルモンの分泌量が低くなることから起こるとされているため、本来ならピルを服用することで頭痛は軽減します。ピルによって頭痛が起こるのは、同じ薬を飲んでも効果の現れ方や副作用が異なるといった感受性の違いが挙げられます。

 

ピルを飲むとガンになる?

かつて、ピルを長期間服用するとがんになるといった心配が挙げられていたことがあったようですが、現在ではほぼ100%、子宮頸がんや乳がんとピルの使用には関係がないといわれています。

 

ただし、すでに乳がんができている場合には、卵胞ホルモン剤がそのがんをさらに発育させ、悪化させる場合もあります。そのため、ピルを服用している人は乳がんなどのがん検診を受けることをお勧めします。 

 

いかがでしょうか。ピルは医師の処方箋がなければ手に入れることのできない薬品ですので、なにか心配に感じる点があったら遠慮せずに医師に尋ねて、安心して服用したいですね。

 

こんなことにも効果が?ピルの避妊以外の効果

ピルは生理周期の改善や避妊の効果を目的として飲む方が多いと思います。生理不順で悩んでいるという方はその多くが予定を立てるのに困っています。せっかく楽しい旅行に行っても生理がぶつかってしまうと思いきり楽しめない場合もあります。ピルを飲んでいれば28日ごとに月経周期が来るので予定を立てやすいです。

 

そして、避妊効果ですがピルの避妊効果はコンドームよりも高いので望まない妊娠を避けられます。

 

ピルには生理周期改善や避妊以外の効果もある?

ピルは女性ホルモン剤ですが、ホルモンの影響は体のさまざまな場所に現れます。生理周期の改善や避妊を主な目的にしてピルを飲んだとしてもその他の嬉しい効果に恵まれることもあるのです。

生理や避妊以外のピルの効果を見てみます。

 

にきび・肌荒れ改善

女性の性周期は肌に影響すると言われています。ホルモン剤でホルモンの出方や量をコントロールすることで肌荒れの改善がみられる場合が多いです。

特に、男性ホルモンの抑制によってにきびが出来にくくなるというのがピルの効果のなかでも多くの女性が嬉しいと感じるようです。 

 

大腸がんのリスクを減らす

食生活の変化によって日本人に増えてきているといわれる大腸がんですが、ピルを8年以上服用していると40%大腸がんのリスクが低下するとピルのガイドライン上での発表がありました。

 

ピルには避妊以外の効果もあります。例えば大腸がんのリスクを減らす効果、肌荒れやニキビを出来にくくする効果などです。

 

しかし、女性の体に大きな負担をかける避妊法です。タイムリミットもあり、確実に妊娠を防げるとは限りません。あくまでも避妊具や低用量ピルなどで避妊をするのが基本です。「アフターピルを飲めば大丈夫」と、安易な性行為に及ぶのはリスクが高すぎます。 

 

アフターピルは望まない妊娠を避ける、性被害から女性を守ることができます。万が一の場合は、72時間以内に服用できるよう婦人科に問い合わせましょう。

 

(Photo by //www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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