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大腸がんになりやすい人は?大腸がんは遺伝するの?

 

大腸がんと糖尿病は食生活を通して大きな関係があります。また、大腸がんも糖尿病も比較的死亡率が高い病気となってきます。今回は大腸がんと糖尿病の関係について紹介します。

 

大腸がんと糖尿病の関係

大腸がんは大腸に悪性の腫瘍が発生した状態です。糖尿病とは、血液中の糖質が増えすぎることによって、血糖値が高くなってしまった状態です。一見するとあまり関係がなさそうですが、食事内容に注目して見てみると関係が見えてきます。糖尿病は生活習慣病に分類され、脂質や糖質が多い食生活をしているとかかりやすい病気です。大腸がんは食物繊維が少なく動物性タンパク質や動物性脂質を多くとり、腸の動きを活性化してくれる善玉菌の要素が少なくなり、便秘を引き起こす悪玉菌の要素が多くなるとかかりやすくなる病気です。このように糖尿病にかかりやすい食生活であると、大腸がんにもかかりやすくなってしいます。 実際に、糖尿病を患っている人は、そうでない人と比べて大腸がんにかかるリスクが1.3倍高いと言われています。

 

大腸がんと糖尿病を防ごう 

大腸がんと糖尿病を同時に発症してしまうと、一方が一方の治療の邪魔になったりしてしまいます。父や母が大腸がん持ちであり糖尿病持ちといったような遺伝的な要因がある場合はなかなか防ぐことは難しいですが、そうでない場合なら食生活を正すことで防げます。外食の回数を減らす、抗酸化作用を持つビタミンやポリフェノール・食物繊維を含む野菜を意識してとる、1週間の食事のうち肉をメインとする食事を減らす、発酵食品を意識してとるなど簡単なことから始めてみてください。

  

大腸がんと糖尿病は併発すると厄介です。食生活に気を付けてできるだけ発症しないようにしましょう。

 

どうして大腸がんになると痩せるの?大腸がんの症状「体重減少」について

大腸がんになった際の症状として体重減少が起こります。どのようなことが大腸内で起こって痩せを引き起こしているのでしょうか?今回はその仕組みについて紹介します。

 

痩せる理由1・食欲

大腸がんにかかると体調が悪くなるため食欲がなくなってしまいます。他のがんや病気でも体調が悪くなれば食欲はなくなりますが、特に大腸がんの場合には食べ物の栄養を吸収する大腸の機能がおかしくなってしまうため、余計に食欲がなくなります。大腸がんが進行すると、食事をすると大腸に便が詰まり、腹痛が起きるという症状が起こってしまうことも少なくありません。

 

このように、大腸がんはがんの中でも特に食欲がなくなってしまう部類となります。また、大腸がんと告知されることにより患者さんは精神的にショックを受け、食欲がなくなってしまう場合もあります。

 

痩せる理由2・副作用

もう1つの理由として、大腸がんの治療過程における副作用があります。大腸がんの場合には、ほかの臓器への転移がない場合は手術をして腫瘍を切除してしまうことが一般的です。しかし、ほかの臓器への転移が認められた場合は、手術ではなく化学療法や抗がん剤、放射線治療などが行われることになります。これらの治療は副作用が強くでます。この副作用によって体が食事を受け付けない、食事をしても栄養成分が吸収されないといった症状が起きます。

 

このように大腸がんでは症状として痩せが出やすいとされます。原因不明の食欲不振による痩せに合わせ、大腸がんの初期症状である腹痛や血便が認められる場合は、医療機関で診察を受けてください。

 

大腸にできるポリープはガンになりやすい?大腸ポリープの分類とガンに対するリスクの違い

大腸にできるポリープには2つの分類があります。またポリープにも種類があります。今回はこの大腸にできるポリープの分類とポリープの種類、この種類によるガンへのリスクの違いを紹介します。

 

大腸ポリープの分類

大腸ポリープには2分類あります。1つは腫瘍性である腺腫ポリープです。ポリープの70%~80%を占めています。6~7年ほどでガンになるといわれています。

もう1つは非腫瘍性に分類される炎症性ポリープ、過形成ポリープです。このポリープは将来ガンとなる可能性が低いポリープです。大きくなりすぎると腸閉塞にいたる可能性があるので、見つけたら取り除きましょう。どちらのポリープも小さいうちは自覚症状がないため、定期的な検査を受けてください。

 

ポリープの種類

ポリープとは皮膚や粘膜から盛り上がってできた腫瘍で、キノコ型や平坦型などさまざまな形があります。最初はごく小さな粒ぐらいのものですが次第に大きくなっていきます。種類としては植物の茎のような部分の先端に、花のように腫瘍がついている形をしている有茎性ポリープ、かさぶたのように膨れた形をしている亜有茎性ポリープ、べったり皮膚についている、もしくは不定な形をしている無茎性ポリープがあります。ポリープの形によってガンになる可能性が変わるなどの報告はないようです。

 

大腸にできるポリープはガンとなるものが多いとされています。見つけた際はきちんと切除してください。また、ガンは遺伝する病気です。家系にガンを発症した方がいる場合は1年に1~2度がん検診を受けましょう。早期発見が大切となります。

 

大腸がんになりやすい人ってどんな人?大腸がんは遺伝する!

2020年には、胃がん・肺がんを抜いて、死亡率が第1位になると予想されている大腸がん。自分が大腸がんにかかりやすいかどうかを知りたいと思う方も多いと思います。

大腸がんになりやすい人というのはいるのでしょうか?

 

遺伝

55歳以下で大腸がんにかかった家族がいる場合は、リスクが高くなります。

 

年齢

大腸がんが最も多く発生するのは60歳~70歳代の人です。逆に、50歳以下で発病する人は、遺伝的要素を持っていない限りは稀です。

 

がんの既往歴

今までに卵巣がん・子宮がん・乳がんにかかったことのある女性は、大腸がんにかかりやすくなります。

 

特定の病気

・家族性大腸腺腫症(FAP)

大腸をすべて切除しない限り、100%大腸がんになります。

 

・慢性化した潰瘍性大腸炎や大腸のクローン病

大腸をすべて切除しない限り、25年間で3割程度の人が大腸がんを発症します。

 

喫煙

喫煙習慣は、大腸がんにかかるリスクを上昇させます。

 

食事

食物繊維の摂取が極端に少ない場合は、リスクが上がるとされています。

※肉をよく食べる人と果物・野菜をよく食べる人では、発症率に差がないというデータもあり、まだ肉食との関係は完全に立証されていません。

 

運動 

運動を良くする人は大腸がんになりにくいというデータがあります。逆に、肥満の人は大腸がんの中の結腸がんにかかるリスクが高いとされています。

 

ウイルス

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスは、同様に大腸がんの原因になることがわかっています。

 

以前からよく言われていた、「肉食の人は大腸がんになりやすい。」という点については、まだ研究が進められている段階で、はっきりとした結論は得られていないようです。

自分で出来る努力としては、運動を心がけ、体重を増やさないように気を付けること。そして定期的な検診を受けることが何より大切です。

 

遺伝要因を持っている可能性がある人は、便潜血だけでなく、大腸内視鏡を組み入れた人間ドックを選択することも、早期発見・早期治療のためには有意義だと言えます。

 

大腸がんは遺伝するのか?遺伝性のがんの特徴について

某ハリウッド女優が乳がんが遺伝する確率が高いため、予防的に乳房を切除したというニュースは記憶に新しいと思います。「うちががん家系なの」なんて話はよく聞きますが、がんが遺伝するということは一体どのようなことで、大腸がんも遺伝しやすいのでしょうか?

 

遺伝するがん

家族性腫瘍とは、「家族に腫瘍(がん)が集積して発生する腫瘍性疾患」と定義されています。このうち、がんにかかりやすい遺伝子の病的変異が親から子へ伝わることで発症する疾患を、特に遺伝性腫瘍症候群といいます。

大腸がんの場合は約25%が家族集積性であり、遺伝性と考えられるがんは約5%です。

 

遺伝性のがんの一般的な特徴

・若くしてがんにかかった方がいる(50歳未満)

・家系内に何回もがんにかかった方がいる

・家系内に特定のがんが多く発生している

 

遺伝性の大腸がん:家族性大腸ポリポーシス

大腸に良性のポリープである腺腫が100個以上認められ、時には数百個もできるのが特徴です。軽症型は100個に満たない場合もあります。

 

・治療:基本は大腸を全て切除します。排便頻度は高くなりますが、徐々に安定し社会復帰できます。

・定期検診:10~12歳、軽症型でも18~20歳からの大腸がん検診が勧められており、早期発見と治療法の確立により、日本人の平均寿命とほぼ変わりないほど平均寿命が伸びています。

 

遺伝性の大腸がん:遺伝性非ポリポーシス性大腸がん

遺伝子の異常を修復する遺伝子が、壊れてしまうことによって起こるといわれています。

 

・治療:普通の大腸がんと同じように単発的にがんが発症するため、非遺伝性のがんの治療と同様になります。。

・定期検診:若年のうちから大腸内視鏡検査など 精密検査を受けることが勧められています。

 

家族性腫瘍の遺伝カウンセリング

現在、病院やがんセンターなどで遺伝カウンセリングを提供しています。

発症が心配な方は、医師や専門のカウンセラーに詳しく説明を受け、専門家のアドバイスを受けましょう。遺伝に関する情報を正しく知ることで適切な対策が可能となります。遺伝子検査・遺伝カウンセリングを実施しているのは全国に31箇所あります。

 

自分のことについて知ることが、自分のためにも、家族のためにもなります。心配な方は一度相談することを検討してみてもいいかもしれません。

 

(Photo by http://www.ashinari.com/2013/07/31-380752.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-06掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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