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末梢神経伝導検査でわかる手根管症候群という疾患 どこを検査すると分かるの?

末梢神経伝導検査でわかる病気の中でも特にこの検査が有用とされる疾患に手根管症候群があります。

 

手根管症候群とはどんな病気なのか、末梢神経伝導検査では手根管症候群をどんなふうに発見できるのかを見てみます。

 

●手のひらの真ん中から手首にかけて検査

手根管症候群が起きるのは手首のあたりですので、手関節の正中神経に対して末梢神経伝導検査を行います。

 

手の真ん中あたりから、手首より少し肘よりの部分まで1㎝ごとに横線を入れ、それに沿って電気刺激を流すことで末梢神経の異常を発見します。

 

それぞれ電気刺激を波形でグラフに映し出しますが、手根管症候群で異常のある部分だけが波が小さくなったり、波の位置がほかの場所と違うのでわかりやすいのです。

 

●有病率は4%程度

残念ながら日本ではまだどれくらいの発症頻度があるかという研究がありません。ですので有病率はヨーロッパでのデータをもとに算出されることがほとんどですが、大体4%程度と言われています。25人に1人は手根管症候群です。

 

理由のわからないもの(特発性)が多く、中年女性がもっともかかりやすいとも言われています。

 

●投薬や注射による治療

手根管症候群では手首のあたりに違和感を覚えたり、手首から手のひらにかけてしびれが出たりします。そのせいで荷物を持てない、パソコンなどの作業がしにくくなるといった日常生活への影響も当然出てきます。

 

これらの問題を解決するための治療法として、手首用のコルセットを使う、末梢性神経障害改善の治療薬を服用する、神経に麻酔薬を注射するといった治療法が採用されています。

 

手根管症候群は末梢神経伝導検査でわかりやすい病気のひとつで、治療では投薬や注射を行いますが、なかなか好ましい結果が得られない時には手術の可能性もあります。 

(Photo by: [//www.ashinari.com/])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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