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健康診断・健康管理

呼吸機能検査で分かること~フローボリューム曲線とスパイログラムが示す呼吸器の機能を知ろう

 

呼吸機能検査は小さめのホース状のものを口にくわえて息を吐きだす検査です。そんな呼吸機能検査の結果はフローボリューム曲線というグラフで表されます。

 

フローボリューム曲線から呼吸器の機能を見る簡単な方法を紹介します。

※フローボリューム曲線の縦軸は息を吐くスピード、横軸は息の量です。

 

●正常なフローボリューム曲線とは

正常なフローボリューム曲線は上図のような曲線です。一気に駆け上がるように息を吐くスピードがアップし、あとはなだらかに落ちていきます。

 

●喘息のフローボリューム曲線

喘息のフローボリューム曲線は上図のような曲線です。正常なフローボリューム曲線と比べると以下のような特徴があります。

・山の頂点に当たる部分(ピークフロー)が低い

・なだらかではなく下に凹む

 

●スパイログラムと呼吸機能

スパイロメーターを使った呼吸機能検査ではスパイログラムというグラフでも呼吸機能がわかります。

 

スパイログラムでは息を吸った時にグラフが上がり、息を吐いたときにグラフが下がるのが特徴です。これによって肺活量全体、予備吸気量、一回換気量、予備呼気量、残気量がわかります。

 

・予備吸気量…頑張って息を吸った時の気体の量と安静時に吸える量の差

・一回換気量…一回の呼吸で換気される気体の量

・予備呼気量…頑張って吐き出した時の気体の量と安静時に吐く量の差

・残気量…空気を履きだした時に残っている気体の量

 

呼吸機能検査ではフローボリューム曲線、スパイログラムを通して呼吸器の問題がわかるようになっています。

 

ただ、いずれのグラフも患者の努力呼吸なしには正しい結果が得られないという特徴も持っているので、呼吸器検査の時には体の調子が悪くならない程度に、ですが最大限頑張って息をしてください。

(イラスト: by 著者)

(Photo by: //pixabay.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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