カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肺・気管支 >
  4. 拘束性障害 >
  5. 肺気量分画と1秒率でわかる拘束性換気障害と閉塞性換気障害の違い

気になる病気・症状

肺気量分画と1秒率でわかる拘束性換気障害と閉塞性換気障害の違い

肺や気管支など呼吸器の病気を判断するのに有用な検査が、肺気量分画と1秒率です。

 

肺気量分画では肺活量とその予測値との差(%)がわかり、1秒率は最初の1秒で出た呼吸量が全体の何%を占めているかということです。

 

この肺気量分画検査と1秒率の結果によって、拘束性換気障害と閉塞性換気障害を分けられます。

 

●拘束性換気障害と閉塞性換気障害の違い

拘束性換気障害も閉塞性換気障害も、どちらも換気障害ですので空気の出し入れに問題があるのは変わりありません。ですが、いくつかの違いがあります。

 

・空気の出し入れの問題…拘束性換気障害は息が吸いにくい、閉塞性換気障害は息が吐きにくい

 

・問題部位の違い…拘束性換気障害は肺が広がりにくい、閉塞性換気障害は気道が狭い

 

拘束性換気障害の例:間質性肺炎、肺炎後遺症

閉塞性換気障害の例:慢性気管支炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患

 

●肺活量と1秒率でみる違い

拘束性換気障害と閉塞性換気障害の肺活量・1秒率でみる違いを紹介します。

 

・拘束性換気障害…肺活量80%未満、1秒率70%以上(正常)

息を吸う・吐く全体の量は、肺の働きが悪いことから少ないが、最初の1秒で出せる息の量は健常人と変わりません。

 

・閉塞性換気障害…肺活量80%以上(正常)、1秒率70%未満

気道の抵抗が激しいので最初の1秒ではたくさんの息を吐けませんが、肺活量全体では特に問題がありません。

 

換気障害には拘束性換気障害、閉塞性換気障害の他に混合性換気障害という病気もあります。こちらは肺活量80%未満、1秒率70%未満で、一般的には閉塞性換気障害に分類されている慢性気管支炎や気管支喘息なども進行すると、混合性換気障害の分類に変化することがあります。 

(Photo by: [//www.ashinari.com/])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

拘束性障害に関する記事

体内に水がたまって拘束性換気障害に

  ■拘束性換気障害は、本来なら換気機能つまりは呼吸の要である肺の障害によって...

原因が不明の肺炎による拘束性換気障害

  ■呼吸の効率が著しく低下させてしまう拘束性換気障害の主な原因と言えば、肺で...


間質性肺炎による拘束性換気障害

  風邪をこじらせることで肺炎になるなどは、わりと良く耳にする事例ですが、この...

妊娠による肺の圧迫で拘束性換気障害に

  ■拘束性換気障害というと、何らかの疾患によって引き起される障害だと思われが...

カラダノートひろば

拘束性障害の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る