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生活習慣病

動脈硬化を起こすのは体の免疫細胞だった!発見された免疫細胞の効果を変えるMafBとは?

 

動脈硬化において、高血圧や糖尿病などによって血管に負担がかかると、血中のLDLコレステロールが血管内皮下に入り込み酸化されます。

この酸化されたLDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれます。

悪玉というだけあって周りの細胞に対して毒性を持つなどするため、本来の体の防衛機能が働きます。

 

免疫細胞マクロファージの登場!

悪玉コレステロールを取り除くために集まってくるのが、免疫細胞のひとつであるマクロファージです。

これは細菌や異物に対して防衛的に働きかけたり、老廃物などを取り除いたりして、体をきれいに保つ働きをします。

これだけではマクロファージは動脈硬化によく働くように見えますが、動脈硬化においてマクロファージは悪く働くことが知られています。

 

マクロファージが動脈硬化の病変に関与する

悪玉コレステロールが過剰になると、それをとりこんだマクロファージは、細胞内に悪玉コレステロールを分解したときに出る油滴ができます。すると、マクロファージが泡沫化してしまいます(泡沫細胞になる)。

この泡沫細胞は蓄積することによって、血管内膜をどんどん厚くさせてしまいます。これによって動脈硬化が進行してしまうのです。

 

MafBの有無で変わったマクロファージの動脈硬化促進作用

MafBというのはたんぱく質の一種で、転写因子のことです。転写因子とはDNAの特定の部位に結合することで、標準遺伝子のスイッチングをする機能を持ちます。これがマクロファージに作用を及ぼしていることは知られていました、

近年マウスの実験で、MafB欠損のマウスと通常のマウスにおいて、動脈硬化の病変部分を比較する実感が行われました。その結果、MafBが欠損しているマウスの方が動脈硬化の病変部分が減少するという結果が得られました。MsfBが動脈硬化に関係していると発見されたのです。

 

MafBとマクロファージの間の、細かい指令系統は今後より詳しく研究される部分です。この機序が明らかにされることで、今後より詳しい動脈硬化の発現が明らかになることが期待されます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/07/19-348514.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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