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生活習慣病

正しく理解して接しよう!言語障害の後遺症の患者と接する7つのポイント

 

脳卒中は、脳の細胞が傷つくため、一命をとりとめても障害が残りやすい病気です。脳卒中の後遺症としてよく知られているものの一つが言語障害です。

言語障害には失語症や、運動障害性構音障害などがありますが、こうして言葉として簡単に括れても、その病態は単純ではありません。

 

だから苦労する患者とのコミュニケーション

言語障害というイメージが先走ってしまうと、実際に目の前にいる患者とのコミュニケーションが困難になることがあります。言語障害というと単純に話すことだけに困難が生じているようですが、実際には話すこと以外にも、「書く」「聞く」「読む」なども同時に難しくなることがあります

ですから、言語障害を生じた患者さんを見て「ぼけた」と感じる家族もいます。

 

そのため、患者さんによってできないことと出来ることは違います。ですから患者さんに沿ったコミュニケーションのとり方を考える必要があります。

 

言語障害を後遺症に持つ患者さんとの接し方7つ

もちろん患者さんの状態に合わせた接し方が一番ですが、以下の7つを意識してあげると、患者さんもコミュニケーションがとりやすくなります。

 

1.ゆっくりとわかりやすい言葉で話しかける

2.理解を助けるために、口頭以外のツールとして、簡単な漢字・絵・図・写真・ジェスチャー・実物などを交えて示す

3.質問にうまく答えられない、言いたいことがあるのに言葉が出ないときには、「はい」「いいえ」で答えられる質問にする

4.言いたいことを推測して、考えられる答えを書いて示す

5.言葉が出てこないときは、急かさず、過度に助けず、少し待つ

※ただし、待たれすぎると患者さんのプレッシャーになるので、適度に助け舟を出してあげる

6.言い間違いやおかしな言葉を、とがめたり、笑ったり、何度も言い直しをさせない

7.言葉が話せないからといって、安易な五十音表の代用は注意

※失語症の患者さんは、五十音表を用いて言葉をつづるのが苦手な場合が多いです。

 

 

言語障害の後遺症が残った患者さんが、言語でコミュニケーションを図るのは大変なことです。それを理解し、患者さんをコミュニケーションから遠ざけないようにしてあげましょう。

 

 

(Photo by: [//pixabay.com/ja/%E5%BC%9F-%E5%A6%B9-%E6%84%9B-%E5%85%84%E5%BC%9F%E5%A7%89%E5%A6%B9-%E5%AE%B6%E6%97%8F-%E5%AD%90%E4%BE%9B-%E5%B9%B8%E3%81%9B-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0-%E4%B8%80%E7%B7%92%E3%81%AB-314113/])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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