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生活習慣病

脳血管が狭窄し、つまる脳梗塞…脳血管が破ける頭蓋内出血…脳卒中の種類は様々あります

 

脳卒中というのは脳で起こる血管障害全般を指した言葉です。

脳卒中自体は「脳の血管がつまる、止まる、破れるなどして出る症状」すべてを含みます。そのため脳卒中という状態は、色々な種類の疾患を含んでいます。

 

さまざまな脳卒中の分類

脳卒中は大きく言うと、「脳梗塞」と「頭蓋内出血」にわけられます。さらにこれらはより細かく分類されます。

 

脳梗塞

血栓などによって血管がつまり、詰まった場所から先に栄養や酸素が渡らなくなり、脳の細胞が死んでしまうのが脳梗塞です。

脳梗塞はさらに以下のように分類されます。

 

・ラクナ梗塞

脳梗塞の半数近くを占めるのがこのタイプです。これは高血圧によって、脳の細かい動脈が障害されてつまり、脳の深部に小梗塞巣(直径1.5cm以下の小さな脳梗塞)ができます。繰り返し起こると危険です。

 

・アテローム血栓性梗塞

頸動脈や、頭蓋内の大きな動脈の硬化(アテローム硬化)によって起こる脳梗塞です。日本では脳梗塞の約20%がこのタイプです。アテローム硬化によって動脈の狭窄や、つまりが生じることで起こる梗塞です。

 

・心原性脳塞栓症

心臓で出来た血栓がはがれ、脳に運ばれて動脈をふさいでしまいます。日本では脳梗塞の20~25%がこのタイプです。症状がひどくなる場合が多いです。

 

頭蓋内出血

脳の血管が破れることで起こる脳梗塞が頭蓋内出血です。この頭蓋内出血は以下のように分類されます。

 

・脳出血

高血圧の状態が続くと、脳内の細い動脈がそれに耐えきれなくなります。強い圧力によって血管がどんどんもろくなっていき、最終的には破れて脳出血を起こします。症状は出血をした場所によって異なりますが、多くの場合で重症な症状が出ます。

 

・くも膜下出血

脳動脈にできたこぶがやぶれて、脳の表面に出血します。出血する場所がくも膜下の空間のため、くも膜下出血と言います。原因となるこぶの大部分は先天性のものですが、高血圧が悪化を促すとされています。出血量が多い場合には生命の危険があります。

 

このようにして見ると高血圧に関連する脳卒中が非常に多いことが分かります。脳卒中を起こさないためには、高血圧を適切に治療することが重要だと言えます。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/11/17-373078.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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