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健康診断・健康管理

血液ガス分析検査異常値のときに考えられる病気とは?

 

体におけるガス交換の仕組みがしっかり働いているかどうかを確認できるのが血液ガス分析の特徴です。

血液ガス分析で異常値が出た時の体の様子はどんなふうになっているのかを見てみましょう。

 

●酸素分圧が低いとき

酸素分圧の基準値は一般的には74-104mmHgとされていますが、それよりも低いときには酸素が足りていない状態と考えられます。

例えば、酸素分圧が60mmHg以下の状態は呼吸不全と呼ばれ、人工呼吸器や酸素の緊急投与が必要です。

原因となるのはショック、熱傷など全身疾患の他、肺や気管支の病気ではCOPDや肺炎などでも酸素分圧低下からの呼吸不全を引き起こします。

また、健康であっても4000m級の高度の山などに行くと酸素不足になることがあります。

 

●水素イオン濃度、炭酸ガス分圧の異常値

水素イオン濃度や炭酸ガス分圧が高い場合にはCOPD、腎不全、筋ジストロフィー、筋無力症候群などの可能性があります。

水素イオン濃度が逆に低すぎる場合には体内のpHバランスが乱れていると予測されます。

pHバランスが乱れる病気に酸血症(アシドーシス)があり、呼吸器の病気によって引き起こされる呼吸性アシドーシスなども含まれます。

他にも糖尿病などによって起きる代謝性アシドーシスがあります。

 

●二酸化炭素分圧の異常値

二酸化炭素分圧が高い場合には酸化炭素が多い、つまり不要物が多いのに必要な酸素は少ない状態ですので上手く息が出来ていない状態です。

同じように息が出来ていなくても、二酸化炭素分圧が低くなるのが過換気症候群です。

過換気症候群では二酸化炭素を出す量が必要な量よりも多く、息苦しさを感じます。

 

血液ガス分析は1つの基準だけではなくさまざまな基準で測り、それを照らし合わせて病気を発見します。

高山病、過呼吸などほとんどの場合一時的な要因からの血液ガス分析異常もあり得ます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/05/22-362250.php])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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