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気になる病気・症状

胸腺切除手術で重症筋無力症を治療する!なぜ胸腺を切除して重症筋無力症が改善するの?

 

重症筋無力症の治療のひとつが手術で、胸腺を切除する手術が行われます。なぜ胸腺を切除して重症筋無力症が改善するのか、手術の流れなどを見ていきます。

 

●胸腺切除の意味

重症筋無力症は自己免疫疾患=自分の体を自分で攻撃してしまう病気のひとつということがわかっています。

そして、重症筋無力症で異常に発生する抗体を胸腺が作っているというのがポイントです。

実際に胸腺切除をすると8-9割の割合で重症筋無力症の症状が改善すると言われています。

 

●2時間ぐらいの手術

重症筋無力症の手術で胸腺を切除するとなると約2時間必要で、全身麻酔をかけるので患者側は手術に際しての痛みはありません。

ただし、傷跡が10-12cm程度残ること、術後の痛みはほかの手術と同じようにあることなどに注意が必要です。

入院による手術ではありますが、翌日から歩いたり食事を摂取したりということが可能です。

 

●術後の管理が重要

胸腺切除術を受けたら絶対に重症筋無力症が完治するわけではありません。

胸腺をとったとしても、抗体がなくならないケースもあります。

症状は軽快しますが完治というわけではないので、今後も重症筋無力症への薬物治療やリハビリなどを行う必要があります。

胸腺切除はあくまでも、症状を軽くするための手術と考えてください。

 

胸腺切除をすると気になることのひとつが、胸腺という体の一部を取ってしまってはたして大丈夫なのかということです。

実は胸腺は切除しても大きな問題になることはないので安心してください。

例外的に骨髄移植など白血病に関する治療を行う時には、胸腺を切除した状態では効果がないと考えられます。

白血病の恐れがある、白血病の既往歴があり再発の可能性があるといった場合は胸腺切除手術を受けるかどうか一考した方がよいでしょう。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2013/02/09/13/34/surgery-79688_640.jpg])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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