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脾機能亢進症の手術~腹腔鏡下脾臓摘出術の流れ、術後の様子はどんな感じなの?

 

脾機能亢進症では亢進した脾臓の機能を元に戻すために脾臓摘出という手術を行います。

ここでは腹腔鏡下脾臓摘出術の流れや術後の様子などを紹介します。

 

●腹腔鏡下脾臓摘出術とは

腹腔鏡というのはカメラのようなもののことで、このカメラを体にいれた状態で行われるのが腹腔鏡下手術です。

脾臓摘出のためには従来は20cmもの開腹(メスでお腹を切る)が必要でしたが、腹腔鏡があることで傷は1つあたり5-10mm、お腹の数か所に傷が出来ることになりました。

手術時間は3-4時間程度ですが、麻酔を効かせたり術後の手当などを含めると5-6時間になることも予測されます。

 

●翌日から食事も可能

腹腔鏡下脾臓摘出術の術後は回復が早く、人によっては翌日から食事が出来るようになります。

手術のその日は体に管がついていますが、多くの人は翌日に管を外して食事をし、手術翌日から歩行も可能です。

手術日を含めて1週間目までは入院が必要ですが、1週間経って検査結果に異常がなければ退院できます。

職場復帰までは1か月から1か月半を見ておくとよいでしょう。

 

●脾臓はとっても問題ない

脾臓は人間の臓器の中でも『なぜ退化せずに残っているのかよくわからない』とも言われる臓器です。

造血機能や免疫機能など、もちろん脾臓にも人間の体のための機能はあります。ですが、それは脾臓がなくてもほとんどの場合が正常に保たれるのです。

そのため、脾臓を切除したとしても大きな問題が引き起こされるケースはあまり考えられません。

 

脾臓摘出術は安全性の確立された手術ですが、合併症もゼロではないので注意しましょう。

中には命に係わる合併症もあるので、発熱や意識が遠くなるなどの症状が出たらすぐに治療が必要です。

病院では合併症予防のための処置ももちろん行っています。

多い合併症には肩の痛みがありますが、これは術後4-5日で自然と治ります。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2013/03/09/04/43/medicine-91754_640.jpg])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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