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狭心症の人の食事療法のポイント!生活習慣病全てを防ぐ食事の仕方とは?狭心症ならではのさまざまな症状

 狭心症や心筋梗塞など心臓病の中でも生活習慣と深いかかわりにある病気では食事療法がおこなわれます。

狭心症の食事療法のいくつかのポイントを見ていきます。

 

●コレステロール管理が第一

狭心症になる原因のほとんどは動脈硬化です。ですので狭心症の人の食事療法は動脈硬化の予防・改善食と非常によく似ています。

注意したいことのひとつがLDLコレステロールの管理です。LDLコレステロールは悪玉コレステロール、体によいものではありません。

魚に含まれるオメガ脂肪酸はLDLコレステロールを効果的に管理できるので、肉よりも魚を摂取することをお勧めします。

総コレステロール220mg/dl未満、LDLコレステロール140mg/dl未満が目標です。

 

●ミネラルを含む野菜を摂取

狭心症の原因となる動脈硬化に関わっているもうひとつの存在が高血圧です。

高血圧を防ぐことも狭心症予防には重要なポイントになるので、ミネラルを含む野菜を摂取、塩分摂取を控えるのがお勧めです。

ちなみに野菜はコレステロール管理にも向いているので普段よりも量を増やしたい食べ物と言えるでしょう。

 

●生活習慣病のための食事

狭心症の予防のための食事をひとことでまとめるとすれば、それは生活習慣病改善の食事の基本を地で行けばOKということになります。

肥満、糖尿病、高血圧、コレステロール高値などを防ぐ食事と同じように低脂肪分、ミネラルとビタミンが多い食事を心がければそれだけでも狭心症予防になります。

 

狭心症予防の食生活は生活習慣病全体の予防にもなります。逆説的に生活習慣病一般予防の食事も狭心症予防になります。

お酒は完全にNGではありませんが、休肝日を作る等、体に無理のない形で摂取してください。

 

労作性狭心症・安静狭心症~狭心症になったら気をつけること

狭心症の主な症状って?

狭心症の主な症状は、胸の奥の痛み、胸が締め付けられる様な感じ、胸が焼けつくような感じです。

ちょっとおかしいな?と感じる程度の軽い痛みから、冷や汗をかく程の強い痛みがあります。

糖尿病を患っている場合、重症度に比べ、痛みを感じない、または軽く感じる事が多いのが特徴です。それは糖尿病によって、神経系統が異常な状態になるからです。

糖尿病患者の場合は、特に注意しなければなりません。

 

狭心症には、労作性狭心症や安静狭心症などの種類があります。

どういう時に起こるのかによって分類したので、どういう原因と症状なのかを以下で説明します。

 

●労作性狭心症

歩行等の体を動かす事や精神的興奮(ストレス)が狭心症を引き起こします。

血液の供給量が不足した時に狭心症の症状が現れます。

ほとんどの場合は、数分程度で治まり症状が改善します。

 

何故運動やストレスで狭心症を起こすのでしょうか?

心臓を動かす心筋は運動等をすると、心臓の動きが活発化します。心臓が活発に動くということは、通常の安静時よりも酸素や栄養を必要とします。

 

しかし、動脈硬化等で冠動脈(心筋に血液を送る動脈)に狭窄があると、心筋が活発に動くのに必要なだけの血液を送り出すことができなくなります。

そうなると、心筋が血液不足となり、痛みや胸の苦しさの症状などが現れるのです。狭窄の程度が強ければ強い程、軽い動作時でも痛みを伴います。

 

●安静狭心症

労作性狭心症の原因である、運動やストレスがなくても起こる狭心症が安静狭心症です

安静狭心症の中でも二つに分類されています。

 

異型狭心症

冠動脈の痙攣が原因です。

運動とは関係なく、冠動脈が痙攣を起こす、夜間や明け方に狭心症の症状が現れます。

 

不安定狭心症

労作性狭心症の発作を起こし、その後も1日数回も発作を繰り返している様な状態が不安定狭心症です。

冠動脈には明らかな狭窄が認められる場合が多く、今後心筋梗塞へとなる可能性が高い危険な状態です。

 

原因は?

心筋に血液を送る冠動脈の血管内腔が狭くなる事によって、心筋に十分な血流・酸素が送り込めないために胸の痛みが起こります。

血管狭窄の原因の多くは、糖尿病や高脂血症、高血圧等によって起こる動脈硬化です。

その他には、血管の痙攣も狭窄の原因となることもあります。

 

狭心症に気づいたら?

胸痛等の胸の症状が現れ、労作やストレスがなくなった後に数分で改善した場合は、救急病院を受診する必要はありません。

しかし発作を起こしたら、近日中に循環器科を受診し、検査を行う事が必要です。 

そして、生活改善として挙げられるのは、心臓の過度な負担となる運動は避け、安静にすることです。

また、熱い風呂や寒暖の差は、心臓に過度な負担をかけますので細心の注意が必要です。

長時間の入浴は、脱水によって血液がドロドロになります。この状態は血管に詰まり易い状態と言えます。

喫煙は血管を収縮させる為、禁煙が必要です。

 

*万が一、発作がすぐにおさまらない時は? 

発作が5分以上続く時、1日に何回も繰り返す時、また冷汗を伴う様な強い痛みを感じた時は、不安定狭心症や心筋梗塞の疑いがあります。

その様な症状が現れた際は、心臓が不安定な状態の為、救急車を要請する方が良いでしょう。

 

あぶない!!糖尿病によって狭心症を見逃してしまう危険が!?

糖尿病と狭心症、一見あまり関係のないように感じますが、糖尿病によって狭心症を見逃してしまう事があります。

狭心症の発症に気付いた時には、心筋梗塞へと進展している場合もあります。

細心の注意を向けなければなりません。

 

狭心症とは?

心臓を動かし、全身に血液を送るためには、心筋を動かさなければなりません。その心筋に血液を送っているのが冠動脈です。

狭心症とは、この心筋と冠動脈が大きく関わっています。

心筋に血液を送っている冠動脈の血管内が狭窄する事によって、心筋に十分な血流や酸素が送り出せなくなってしまいます。

心筋が必要とする血液が不足してしまうので、痛みや苦しさを感じます。

特に体を動かした時に、心筋の動きが活発化するため、必要とする血液量が増えます。

そのような際に発作が起きやすいのです。

 

まれに、冠動脈の痙攣によって起こる事もあります。体の労作には関係がない事が多いです。

血管の狭窄が起こる原因は、糖尿病や高脂血症、高血圧等によって起こる動脈硬化、血管の痙攣も狭窄です。

 

糖尿病によって狭心症を見逃してしまうのは何故?

狭心症の主な症状は以下になります。

・胸の奥の痛み

・胸が締め付けられる様な感じ

・胸が焼けつく様な感じ

 

ところが、糖尿病を発症すると神経障害を引き起こすことが多くあります。

高血糖によって末梢神経に障害が出てしまうため、糖尿病患者の多くがこの抹消神経に障害があります。

 

抹消神経とは、

・知覚神経…痛みや熱さ・冷たさなどを感じる

・運動神経…手足の動きをつかさどる

・自律神経…内臓の働きや体温・発汗の調整やホルモンの分泌などを調整する

以上に分けられていますが、狭心症を見逃してしまうという原因は、「知覚神経」に隠れています。

糖尿病の知覚神経障害で狭心症の痛みが感じられなくなってしまうため、狭心症の症状を見逃してしまいがちになります。

その状態を放っておくと、心筋梗塞に進展してしまう可能性が強くなります。

 

心筋梗塞は、冠動脈の狭窄が更に悪化し、詰まってしまった状態です。そのため、心臓への血液が途絶えてしまいます。

このような怖い病気を起こさない為にも、糖尿病患者は心臓の検査が必要です。

定期的に検査を受ける事をお勧めします。

 

早期発見のためにも知っておきたい!狭心症ならではのさまざまな症状

心臓の痛みが突然出る症状だけでは一体どこが悪いのかわかりません。狭心症ならではのさまざまな症状の出方を知って、早めに狭心症を見つけ、対応できるようにしましょう。

 

●胸から広がる痛み

狭心症の症状の特徴のひとつが『胸を中心として広がるような痛み』ということです。

胸だけがギュッと痛いわけではなく、胸から首や肩、広くは腕までもが痛くなってしまうのが狭心症ならではの痛みです。

ちなみに痛む肩や腕は心臓のある左側であることが多いです。

 

●休むとよくなる痛み

狭心症の痛みと心筋梗塞の痛みを比べてみると『休むとよくなる』のは狭心症ならではの特徴です。

心筋梗塞の痛みは何らかの治療をしない限りよくはなりませんが、狭心症の痛みは20分程度安静にしているとよくなります。

とは言えども、狭心症にもまったく治療が必要ないというわけではありません。

 

●30分以上続かない痛み

休むとよくなる、ということともやや重複する部分はあるのですが、狭心症の痛みは30分以上続くことはまずありません。

基本的には数分以内、短ければ数十秒で痛みがなくなるケースもみられます。

30分以上痛みが続いている場合は別の心臓関係の病気の恐れがあるので、一刻も早く病院に行ってください。もっとも可能性が高いのは心筋梗塞です。

 

●前兆は人によって違う

狭心症の体験談を見てみると、前兆があったかどうかは人によって違うことがわかります。

胸の痛みが来る前に急に苦しくなった方もいれば、何の前触れもなく胸が痛みだした方もおり、共通した前兆はほぼありません。

 

狭心症の前兆を感じた人の中で多いのは、肩こりです。普段よりも肩が重く、ひどい肩こりだなと思っていたら狭心症だった例も少なくはありません。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2013/09/21-382293.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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