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健康診断・健康管理

検査値の意味を知ろう~ビリルビン~

血清ビリルビンの検査では総ビリルビンのほかに、間接ビリルビンと直接ビリルビンの増加の割合を比較することで肝臓や胆道の疾患や赤血球の破壊の亢進などを診断することができます。


・ビリルビンとは


ビリルビンは寿命を終えた赤血球のヘモグロビンから作られます


ヘモグロビンはヘムとグロビンに分解され、ヘムが水に溶けない間接ビリルビンになり、間接ビリルビンはアルブミンと結合して肝臓に運ばれた後グルクロン酸と結合して水に溶ける直接ビリルビンになります。


直接ビリルビンは胆汁の成分として分泌されて便中に排出されます。


・基準値


総ビリルビン:0.3~1.2mg/dL、直接ビリルビン:0.4mg/dL以下、間接ビリルビン:0.1~0.8mg/dL


・異常値の場合に予想される疾患


間接ビリルビン高値:溶血性貧血、悪性貧血、新生児黄疸
直接ビリルビン高値:胆管閉塞、胆石、胆管癌
どちらも高値:急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん、薬剤性肝障害

間接ビリルビンの上昇は脾臓や血管内での過剰な溶血によって肝臓での処理能力を超えてしまうことで起こります。


直接ビリルビンの上昇はがんや胆石によって胆管が狭くなったりふさがったりすることによる胆汁のうっ血が原因で起こります。


肝臓の働きが弱くなってしまいますと両方の値が上昇します。

 

・(Photo by //www.ashinari.com/2011/08/29-349549.php)

 

 

著者: そーたんさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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