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健康診断・健康管理

腎臓の働きがわかる!尿比重検査で異常値が出た場合の病気リスクとは

尿比重は尿検査でよく見かける項目ですが、この検査からどのような病気の可能性が疑われるのか、この検査で異常が認められる場合には次にどのような対応をすればいいのか、ここで明らかにしていきましょう。

 

尿比重検査を行ってわかること

尿比重は尿に含まれる水分とそれ以外の物質(老廃物など)の割合を調べたものです。尿を作っているのは腎臓ですが、腎臓は必要に応じて尿の量や濃淡を調節して体の水分量を一定に保っています。水分をあまり摂っていない場合、尿量も減ります。

しかし、体から排出すべき老廃物の量が一定である場合、結果として尿中の老廃物の濃度が高まるのが通常です。

そのため、水分を摂取しない状態で尿比重を見た際に尿比重が上昇するかどうかで、腎臓の働きに異常があるか否かを調べることができるのです。

 

尿比重が異常値を示した場合

尿比重が基準値よりも高い場合、へフローゼ症候群、心不全、脱水症状、糖尿病、腎不全を原因とした乏尿が原因として考えられます。

逆に、尿比重が基準値よりも低い値を示す場合、尿崩症、腎不全利尿症といった病気が考えられます。腎不全利尿症は通常の腎臓の機能よりも尿の濃縮力が低下して、水分が多く排泄されている病気です。

 

尿比重が異常値を示した場合の次のステップは?

尿比重が異常値を示した場合、原因となる病気の確定診断のため以下の精密検査が必要となります。

 

・血液検査

・クレアチニン・クリアランス検査

・PSP試験

・電解質検査

・尿沈渣

・抗利尿ホルモンなどの内分泌検査

 

以上のように、尿比重の検査を通じて様々な病気の可能性を疑うことができますが、あくまで入り口の検査であり、原因である病気を特定化するためには様々な検査が必要となりますので、その際にはお医者さんと相談した上でその後の検査方針を決めていくと良いでしょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/09/29-382649.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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