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健康診断・健康管理

糖尿病腎症の診断にも用いられる尿蛋白定量検査!検査に引っかかった場合に気をつけること

糖尿病は様々な合併症を引き起こしますが、その一つに糖尿病腎症があります。

この診断を行う上で様々な検査を行いますが、その一つが尿蛋白定量検査です。ここでは、糖尿病腎症における診断の方法について具体的に見ていきましょう。

 

糖尿病腎症の診断プロセスとは

まず糖尿病と診断された患者は、通常試験紙を用いて蛋白尿の検査を行います。蛋白尿で陽性の結果が出た場合でも、高血圧・心不全・発熱・運動後の測定・高血糖・尿路感染症などが原因の場合もあるため、これらが原因ではないことをきちんと確認した上で、尿蛋白定量検査及び尿中アルブミン定量検査を行います。

 

糖尿病腎症における尿蛋白定量検査の基準値

糖尿病腎症において尿蛋白定量検査を行う場合には、以下基準に当てはまるか確認します。

・一日の尿蛋白排泄量が0.5g以上

・時間尿が200μg/min以上

・随時尿が300mg/gCr以上

・24時間蓄尿300mg以上

 

これらの基準をもとに顕性腎症かどうかを診断します。尿蛋白定量検査を元に顕性腎症と診断されれば、すぐに治療開始となります。

 

尿蛋白定量検査に引っかかった場合に気をつけるべきこと

尿蛋白定量検査で陽性となった人は合わせて糖尿病網膜症のリスクについても考慮する必要があります。

なぜなら網膜症がある場合、蛋白尿又は顕性腎症が原因である可能性が高いからです。

 

尿蛋白定量検査で陰性であっても注意すべき点

尿蛋白定量検査で陰性であったとしても、腎機能が低下しているいわゆる慢性腎臓病の可能性があるので、他の検査を通じて確定診断をする必要があります。

 

以上のように、尿蛋白定量検査は糖尿病腎症のように糖尿病に基づいた腎臓機能の低下を調べる上で有効な検査の一つですが、そこから他の合併症のリスクがあることも判明するので、その結果は非常に重要なのです。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2011/08/29-349539.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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