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健康診断・健康管理

尿蛋白の定性検査と定量検査は何が違う?蛋白尿が出ても問題のない場合はどんなとき?

尿蛋白定量検査は通常健康診断の段階では行われない検査です。なぜなら健康診断で行われるのは尿蛋白定性検査になるからです。

 

では、具体的にこれらの検査はどのような違いがあるのか、そして蛋白尿が出たとしても問題がない場合について詳しく見ていきましょう。

 

尿蛋白の定性検査と定量検査の違い

一般的に尿蛋白検査は、尿の中に蛋白が含まれているかどうかを調べる検査です。定性検査は簡便な検査方法で、試験紙を尿に浸して陽性か陰性かを判定します。

 

健康な人でも微量(150mg以下/日)の蛋白が含まれるので、これよりも蛋白の量が多い場合には陽性反応が出るよう試験紙は作られています。尿蛋白の定性検査において陽性と判定され、精密検査を行う場合には、次に定量検査が行われます。

 

この検査は、正確に尿にどのくらいの量の蛋白が含まれるのか調べる検査です。定量法における基準値は、20-120mg/日であり、この基準値を超えた場合には、疑われる病気の確定診断のため更なる検査を行います。

 

病気が原因ではない蛋白尿って?

蛋白尿が現れる原因は病気以外にも生理的な原因もあります。第一は運動や発熱を原因とするものです。激しい運動をした後、また発熱時に尿検査をすると蛋白尿が検出されることがあります。入浴後も、同様の検査結果が出る可能性が高いです。

 

第二は起立性蛋白尿と呼ばれるものです。これは立っている状態が続くことで腎臓につながっている静脈が圧迫され、結果として蛋白尿となります。横になることで尿の中の蛋白はなくなっていきます。

 

起立性蛋白尿は若年層とりわけ子供に多く、成人になるにつれて起立性蛋白尿の症状はなくなっていきます。

 

以上のように、通常尿蛋白を調べる上で定性検査が先に行われ、その後より精密に検査する上で定量法が用いられます。

 

 

しかし、これらで陽性が出たからといって必ず何らかの病気が原因であるというわけではなく、生理的な原因もあるという点を覚えておくと良いでしょう。

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: delencyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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