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介護・認知症

認知症の対応の仕方~財布を盗んだと疑う~

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■財布や通帳を盗んだと家族を疑う


Cさん(79歳)は、財布や通帳を大事にするあまり、しまい込んでは「見つからない」と大騒ぎします。「おまえが盗った」と泥棒呼ばわりされた家族は、やりきれない思いです。

■家族がしてしまいがちな対応


「自分でしまっておいて人のせいにするなんて、ひどいじゃない」と怒る。「お世話をしている私を疑うなんて、なんて意地悪なの」と悪感情をいだく。


+認知症の人の気持ち

・「私がしまい忘れるはずがない。きっと盗まれたんだ」
・「おかしいなぁ。確かここに入れておいたのに。そうか、〇〇が盗ったんだ」


■行動の「なぜ?」を知る


・自分のしまい込んだことや、その場所を忘れてしまうのは、認知症の中核症状(記憶障害や認知機能低下など)によるもの。そこに不安や葛藤がからまり、「盗られた」という周辺症状(妄想)が生まれます。

・記憶障害があるだけでは、「物盗られ妄想」は発症せず、その人が置かれている状況や周囲との対人関係が誘因になるとされます。

・認知症の人は、失敗を認めようとはしないため、自分が忘れたという自覚はありません。また、家族を泥棒あつかいするのは、身近で世話をしてくれる人に対して症状をより強くあらわす、という特徴があるためです。

■こんな対処を!


・「盗られた」と騒いでいる人に、どんなにそれは事実ではないと訂正しても意味はありません。また相手の攻撃に対して、まともに反応したり、動揺して反論すると、妄想はさらに根強いものになります。「否定は強化につながる」だけなのです。

・疑われてしまった人は、できるだけ心に余裕を持ち、攻撃は受け流すようにします。

・事情を知っている人に頼み、本人の訴えを十分に聞いてもらうと、気持ちがほぐれることがあります。

・周囲の人は、疑いが向けられている家族を支援し、サポートしましょう。孤立状態にしないことです。

(photo by //tmbt.net/fuufusaifu.html )

著者: yasuさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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